「常考」とは?意味や関連も解釈
「常考」と聞くと辞書に載っているような漢字と捉える人もいますが、実際には若い世代で作られた造語です。
いったいどのような言葉か紹介していきます。
目次
- 「常考」とは?
- 「常考」の類語や言い換え
- 「常考」スラングでの表現の使い方
- 「ハカーじゃなくてハッカーだろ常考」とは?
「常考」とは?
「常考」という言葉は「常識的に考えて」という言葉を短く表現した造語とされています。
ここでの常識的という意味として広く一般に認知されているようなこととされており、そのことを考えるとなります。
そのため意味合いとしては当たり前・共通認識といった解釈がされます。
しかし実際に日常会話では用いられる事は少なく、多くはネット上で用いられるネット用語として扱われています。
「常考」の類語や言い換え
「常考」という言葉は造語として扱われていますが、時には使えない状況のため別の表現が必要な場合もあります。
本来の意味において類語や言い換えた表現も多数存在しており、どのような言葉があるか紹介していきます。
- 「普通にわかる」【ふつうにわかる】
- 「ちょっと考えたらわかる」【ちょっとかんがえたらわかる】
「普通にわかる」【ふつうにわかる】
この場合、「普通」という言葉は一般的・常識的といったスタンダードなことを表しています。
そして「わかる」と続くため、通常なら理解・判断できるようなことと解釈され、類語として扱われています。
「ちょっと考えたらわかる」【ちょっとかんがえたらわかる】
この場合は思考することで理解・判断できるとしています。
それだけでは「常考」とは違いますが、最初に「ちょっと」と付くことで「少し考えるだけでわかること」と解釈され、「常考」の言い換えた表現となります。
「常考」スラングでの表現の使い方
「常考」という言葉はネット上で使われる際の使い方にも注意が必要です。
使う際には会話・メッセージの中で用いるより、頭や語尾などに用いられます。
使う前提として他者・対象が思考・理解に足りないような行動・発言をした際などに批判・突っ込み・バッシングといった意味合いとしての使い方となります。
また「常考」を単語単体でも用いられる場合もあり、より本来の意味を強調した使い方もされます。
しかし使い方やその内容次第では厳しい表現にも捉えられかねないため、注意が必要です。
「ハカーじゃなくてハッカーだろ常考」とは?
「ハカーじゃなくてハッカーだろ常考」という言葉はネット上での掲示板から生まれた言葉とされています。
ネット上でハッカーのことを誤ってハカーとうち、そのまま投稿してしまいました。
その結果、「常識的に考えてハカーではなくハッカーだろ」という意味合いで「ハカーじゃなくてハッカーだろ常考」という言葉が生まれました。
ネット上でも知名度の高い言葉とされており、広く認知されています。
「常考」という言葉は若い世代にてネット上で用いられる機会の多い言葉です。
しかし使い方を誤ると相手を指摘・批判するような意味合いにもなりかねません。
そのため使い方に注意・配慮したうえで用いることが求められます。