「森のくまさん状態」とは?意味や元ネタなどを解説!
「森のくまさん状態」は、女性が男性を表現する時に使う表現です。
目次
- 「森のくまさん状態」とは?
- 「森のくまさん状態」の元ネタ
- 「森のくまさん状態」の表現の使い方と注意点
「森のくまさん状態」とは?
「森のくまさん状態」とは、性格はとてもいいのに、外見がそれほどでもない(今ひとつ)という男性を指して使います。
よって、女性が用いる為の言葉ですが、稀に男性が別の男性に対して使うこともあります。
主に女子高校生が使っている言葉で、「そういえば、この前紹介してもらった人ってどうだった?」「うーん、悪い人じゃないんだけど、森のくまさん状態なんだよね」のような使われ方になります。
「森のくまさん状態」と使った時点で、悪い人ではないという意味が含まれていますが、遭えてそれと合わせて使うことも多いです。
「森のくまさん状態」の元ネタ
この言葉の元ネタは、もちろん有名な童謡の「森のくまさん」です。
この歌の中で、くまさんはもちろん熊という外見ながら、とてもやさしく、出会った女の子を襲うどころか、すぐに逃げるようにと教えます。
そして、その途中で女の子が落としてしまった白い貝殻のイヤリングまで拾ってあげるという歌詞となっており、外見はもちろん恐ろしい存在ながら、心のやさしさが多分に表現されています。
この歌から、外見はちょっと…でも性格はとてもいいという意味で使われるようになった言葉です。
「森のくまさん状態」の表現の使い方と注意点
この「森のくまさん状態」は、男性にとっては微妙な言葉です。
と言うのは、性格についてはともかく、外見が今ひとつだとそのまま言われているのと一緒だからです。
その為、先のような女性同士の会話であれば構いませんが、直接そうだと感じた男性に使うのはやめておきましょう。
「森のくまさん状態」は、男性にはあまり好まれない言葉だと言っていいでしょう。
侮蔑表現とまでは言いませんが、使う際には注意してください。