意味解説の読み物

meaning-book

meaning-bookは意味解説の読み物です

「追い打ちをかける」とは?意味や類語!例文や表現の使い方

「追い打ちをかける」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。

ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。

では一緒に「追い打ちをかける」という言葉の理解を深めていきましょう。

追い打ちをかける

Meaning-Book
「追い打ちをかける」とは?意味や類語!例文や表現の使い方>


目次

  • 「追い打ちをかける」とは?
  • 「追い打ちをかける」の表現の使い方
  • 「追い打ちをかける」の英語と解釈
  • 「追い打ちをかける」を使った例文と意味を解釈
  • 「追い打ちをかける」の類語や類義語・言い換え

「追い打ちをかける」とは?

「追い打ちをかける」とは?

負けて逃げて行く者を追いかけて討つという意味です。

そして、弱っている者にさらに打撃を与えるという意味でもあります。

1-1 「追い打ちをかける」の読み方

「追い打ちをかける」と書いて「おいうちをかける」と読みます。

「追い打ちをかける」の表現の使い方

「追い打ちをかける」の表現の使い方

「追い打ちをかける」とは、弱っているところ、困っているところにさらなる困難、打撃を与えられる時に使います。

例えば寒い中誰かを待っているところ、さらに冷たい雨が降ってきたとします。

この場合は「追い打ちをかけるかのように雨まで降ってきた」と表現します。

また大変な状況の時にさらに面倒なこと、厄介ごとを持ち込まれた時なども「追い打ちをかけられた」などと言います。

「追い打ちをかける」の英語と解釈

「追い打ちをかける」の英語と解釈

「追い打ちをかける」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。

英語では“attack the enemy in fight.”(敵に追い打ちをかける)と言い表します。

「追い打ちをかける」を使った例文と意味を解釈

「追い打ちをかける」を使った例文と意味を解釈

それでは「追い打ちをかける」を使った例文をいくつか紹介しましょう。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「追い打ちをかける」を使った例文1
  • 「追い打ちをかける」を使った例文2

「追い打ちをかける」を使った例文1

「朝になって、さらに追い打ちをかける」

負けて逃げる者を追いかけて討つことを「追い打ち」と言います。

例文は、朝になってから、さらに敗走した敵を追いかけるということを言い表しています。

「追い打ちをかける」を使った例文2

「追い打ちをかけると、後々恨みを持たれるわよ」

弱っている者にさらに打撃を与えることを「追い打ちをかける」と言います。

相手にダメージを与えることはできますが、かなり恨みを買う行為です。

後々のことまで考えればそこまではしない方がいい場合もあるでしょう。

「追い打ちをかける」の類語や類義語・言い換え

「追い打ちをかける」の類語や類義語・言い換え

言葉の意味が理解できましたところで、「追い打ちをかける」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。

こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。

  • 「とどめを刺す」【とどめをさす】
  • 「追撃」【ついげき】
  • 「泣き面に蜂」【なきつらにはち】

「とどめを刺す」【とどめをさす】

「とどめを刺す」とは、確実に生き返らせないようにすること、弱っているところにさらに攻撃を加えて、完全な再起不能にすること、また念を押すといった意味合いもあります。

「これ以上邪魔をさせないように、とどめを刺す必要がある」「みんなが言いにくいなら、僕が悪者になるよ、今日はあいつにはっきり言って、とどめを刺すよ」などと使います。

「追撃」【ついげき】

「追撃」とは逃げる敵を撃つ為に追うことで「追い打ち」と同じ意味の言葉です。

「夜中になっても追撃の手をゆるめない」「敵を追撃する」「追撃をかわしながら、戻ってきた」などと使います。

「泣き面に蜂」【なきつらにはち】

「泣き面に鉢」とは不幸、不運の上にさらに悪いことが重なることを言います。

踏んだり、蹴ったりな状態です。

「休み返上で一生懸命仕事をしたのに、それが全部やり直しになった、泣き面に蜂だよ」「雨に降られて濡れるわ、滑って転ぶわ、泣き面に蜂って感じ」などと使います。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

「追い打ちをかける」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。

負けて逃げる者を追って討つという意味、弱っている者にさらにダメージを与えるという意味、二通りの意味合いがありますので、会話の流れなどからどちらの意味合いで使っているのか判断するようにしましょう。