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「hogehoge」とは?意味や類語!

「hogehoge」とは、「便宜的にHN・ファイル名・関数名などで使われる特に意味のない言葉」です。

「hogehoge」「意味・元ネタ・ほげるの意味・hogehoge以外のメタ構文変数・使用する時の注意点」などについて、詳しく説明していきます。

hogehoge

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目次

  • 「hogehoge」とは?意味
  • 「hogehoge」の元ネタ
  • 「ほげる」とは?
  • 「hogehoge」以外のメタ構文変数
  • 「hogehoge」を使用するときの注意点

「hogehoge」とは?意味

「hogehoge」というのは、「便宜的にHN(ハンドルネーム)・ファイル名・関数名などで使われる特に意味のない言葉」であり、プログラムのサンプルコードや匿名掲示板のHN(ハンドルネーム)としてよく使われています。

「hogehoge」「hoge」は特別な意味がないので何にでも使えるという使い勝手の良さがあり、「適当な言葉(ワード)や名前を何かとりあえず入れなければならない場合」に使うことができる隠語(あるいはメタ構文変数)なのです。

「hogehoge」の言葉は、「田中太郎・山田花子といったシンプルな偽名・匿名」と同じように、「何かの名前・記号をとりあえず入力しなければならない時」に使われています。

ただし、日本だけで通用する隠語なので、海外では使われることはありません。

「hogehoge」の元ネタ

「hogehoge」の元ネタは、1980年代にコンピューターギークの間で「ほげ?」という間投詞が使われるようになって定着したことにあります。

「ほげ?」という間投詞にも特別な意味はなく、何かに驚いた時やその場ですぐに物事を理解できない時などに使われる言葉です。

1980年代後半にはプログラマーであれば知らない人はいないというくらいに、「メタ構文変数(意味のない文字列)」としての「hogehoge」が普及していきましたが、2000年代以降に生まれた人には余り使われなくなってきています。

「ほげる」とは?

「ほげる」というのは、福岡県・宮崎県・長崎県などで通じる九州地方の方言で「穴が開くこと」を意味しています。

例えば、福岡県の地域では「壁に穴がほげとーけ、直さないかん」、長崎県では「耳の穴をほがして、人の話をよーっと聞け」などの言い方で、「ほげる」の方言を使うことがあります。

「hogehoge」以外のメタ構文変数

「hogehoge」以外のプログラムで使われる「メタ構文変数(特別な意味のない一般的な文字列)」を紹介します。

  • 「fo
  • 「fug

「fo

「foo, bar」 「hogehoge」以外の英語圏におけるメタ構文変数として、「foo, bar」があります。

英語圏では「foo_」「bar_」というように、「foo, barから始まる色々な言葉」を特別な意味を持たないメタ構文変数(識別種)として使用する慣習が根付いています。

「foo, bar」の由来は、第二次世界大戦中のアメリカ兵に普及していたスラング「fubar(Fuck Up Beyond All Recognition=すべてが無茶苦茶で糞ったれ)」を2つに分割したことにあると言われています。

「fug

「fuga, piyo, hogera」 「hogehoge」以外の日本で使われているメタ構文変数として、「fuga, piyo, hogera」があります。

これらは、「hogehoge, hoge」に続いて使われることが決められているメタ構文変数であり、必ず「hogehoge, hoge」を先に使ってから、その後に「fuga→piyo→hogera」の順番で使うという慣習的なルールがあるのです。

「hogehoge」を使用するときの注意点

「hogehoge」を使用するときの注意点としては、「海外・英語圏ではhogehogeの意味が通じないということ」があります。

英語圏では特に「foo, bar」のメタ構文変数が一般的なものとして普及しているので、「hogehoge」では識別種として通じないということになります。

「hogehoge」のもう一つの注意点として、「2000年代以降に生まれた若い世代の人たちは知らないことが多い」ということがあります。

「hogehoge」は1980年代に生まれて普及したメタ構文変数なので、1960〜1980年代生まれの人たちには広く普及していますが、若い世代になるほどジェネレーションギャップで知らない人が増えてしまうのです。

icon まとめ

「hogehoge」という言葉について徹底的に解説しましたが、「hogehoge」「特別な意味を持たないメタ構文変数」「サンプルなどでとりあえず何かを記入しなければならない場合」に使われます。

「hogehoge」は日本だけで通用する隠語・メタ構文変数で、海外(英語圏)では「foo, bar」が一般的に使われています。

「hogehoge」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。