「独りよがり」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
「独りよがり」という表現を知っているでしょうか。
カジュアルな場面でも使われますので、知っている人も多いかもしれません。
ここでは「独りよがり」という表現について紹介します。
意味を理解し、自分が「独りよがり」にならないように気をつけましょう。
目次
- 「独りよがり」とは?
- 「独りよがり」の表現の使い方
- 「独りよがり」の英語と解釈
- 4「独りよがり」を使った例文と意味を解釈
- 「独りよがり」の類語や言い換え
- 「独りよがり」の対義語
「独りよがり」とは?
これは自分が良いと考えていることを他人の話を聞かず、押し通そうとする態度を指します。
自分が良いと考えていることを押し通す、人の話を聞かない、自分のやり方が常に正しいと思い込んでいる、などという状態を指します。
職場においても「独りよがり」の人はチームワークに向いていません。
1-1「よがり」の語源
よがりというのはラ行5段活用の「善がる」「良がる」が変形した形です。
連用形、あるいはその連用形が名詞になった形になります。
善がる、という表現はよく思う、満足に思う、という意味があり、接尾辞の「がる」には?のように感じる、ふりをする、という意味があります。
「独りよがり」の表現の使い方
「独りよがり」という表現は自分勝手な人に対して使われる表現です。
他の人の話を聞かない、自分の意見は常に正しいと思っている、などという人は残念ながら珍しくありません。
「独りよがり」の英語と解釈
「独りよがり」という表現を英語にすると“self satisfied”、“egotistical”、“self important”、“conceited”などという表現が使えます。
「彼女はいつも独りよがりだ」というのであれば“She is always self satisfied. ”になります。
4「独りよがり」を使った例文と意味を解釈
ここでは「独りよがり」という表現を使った例文を紹介します。
- 「独りよがり」を使った例文1
- 「独りよがり」を使った例文2
「独りよがり」を使った例文1
「姉はいつも独りよがりで、本当に疲れるよ」
兄弟に対して「独りよがり」だと感じる経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
特にお兄さんやお姉さんが自分の話を聞いてくれないと感じた経験を持つ人も多いかもしれませんね。
兄弟関係は友達関係とは違いますが、特に年上の兄弟に対して不満を持つ人は多いかもしれません。
「独りよがり」を使った例文2
「上司は本当に独りよがりで、手柄を横取りしてしまうから参ってしまう」
上司の命令には逆らえないものですが、その一方で上司が「独りよがり」の場合、どうしても付き合いにくい、仕事をするのが嫌だ、と感じることもあるのではないでしょうか。
上司が「独りよがり」の場合、手柄を横取りされてしまうこともありますし、部下の努力を認めてもらえない可能性もあります。
そうなってしまうと部下としては辛いですよね。
「独りよがり」の類語や言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「独善的」【どくぜんてき】
- 「自分のことしか考えない」【じぶんのことしかかんがえない】
- 「自分勝手」【じぶんかって】
「独善的」【どくぜんてき】
「独りよがり」という表現は「独り善がり」と表現されることもありますが、独善的という表現はまさに「独りよがり」という意味になります。
他人に関与せず、自分のことだけ考える人のことを指しており、独善というのは自分だけが正しいと考える、という意味を持ちます。
「自分のことしか考えない」【じぶんのことしかかんがえない】
自分のことしか考えない、というのは自己中心的な人を指しています。
他の人のことを考えない、他の人の話を聞かない、自分の利益ばかりが大切である、という人を指しています。
「自分勝手」【じぶんかって】
自分勝手というのは他人の迷惑や負担を考えず、自分の都合が良いように振る舞う人、自己中心的な態度を取ったり周りの人を困らせるわがままをいう人を指します。
自分勝手な人間にはならないように気をつけたいですね。
「独りよがり」の対義語
「独りよがり」の対義語はチームワークと言えるでしょう。
チームワークというのは集団に属しているメンバーが組織の目標を達成するために協力することを指します。
「独りよがり」という表現は日常的に使える表現ですので、自分が「独りよがり」だと言われないように気をつけたいものです。
また、「独りよがり」だと自覚がある人はその態度を改めるようにしましょう。