「コテハン」とは?意味や類語!例文や表現の使い方
ネット上でよく見かける「コテハン」とは何を意味しているのでしょうか。
使い方や関連語なども併せて詳しく紹介します。
目次
- 「コテハン」とは?
- 「コテハン」の表現の使い方
- 「コテハン」を使った言葉と意味を解釈
- 「コテハン」を使った例文と意味を解釈
- 「コテハン」の対義語
「コテハン」とは?
「コテハン」の意味と概要について紹介します。
- 「コテハン」の意味
- 「コテハン」の概要
「コテハン」の意味
「コテハン」の意味は「固定ハンドルネーム」の略語です。
「ハンドルネーム」とは、個人がインターネットでやり取りや投稿などコミュニケーションをする際に使われる名前のことです。
本当の名前とは違い、タレントの芸名や作家のペンネームと同じ様なものです。
ネット上では個人を特定できない様に匿名での書き込みをすることが多いのですが、常に同じハンドルネームを使用することで同一人物であることを自ら証明している人もいます。
その様な人や投稿のことを「コテハン」と言い、更に略して「コテ」と言うこともあります。
「コテハン」の概要
1990年になりインターネットが普及すると、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)や掲示板など、複数の人達がやり取りをする場が急増しました。
掲示板に関しては、誰でも書き込めて匿名や無記名でも投稿が可能なので、言いたいことが言える反面、コメントが多くなると誰が何を言っているのか分からなくなる様になりました。
そこで、あえて同じハンドルネームを使い、自分の立場を明確にする人が現れたのです。
この様なユーザーに対して匿名のユーザーから「固定ハンドルネームでコメントする人=コテハン」と呼ばれる様になったのです。
「コテハン」の表現の使い方
「コテハン」は、ネットスラングでありネット用語としても使われます。
ネット上では「スレ(スレッド)」「板(掲示板)」「生主(ライブ配信者)」などの用語がありますが、「コテ」もその一つで公的に使われることがあります。
また、いつも同じハンドルネームでネガティブなコメントをする人に対して差別的に「コテハン」と呼ぶこともあります。
「コテハン」を使った言葉と意味を解釈
「コテハン」を使った言葉を幾つか紹介します。
- 「コテハン推奨」【こてはんすいしょう】
- 「コテハン禁止」【こてはんきんし】
「コテハン推奨」【こてはんすいしょう】
動画の生配信サイトで、「コテハンで入退室して欲しい」という時に付けられるタグのことです。
生主がコテハンを希望している時に付けられます。
「コテハン禁止」【こてはんきんし】
上記の「コテハン推奨」の逆で、生主がコテハンを希望していない時に付けられるタグのことです。
「コテハン」を使った例文と意味を解釈
「コテハン」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「コテハン」を使った例文1
- 「コテハン」を使った例文2
「コテハン」を使った例文1
「このスレはコテハンばかりだな」
とあるスレへのコメントで、「コテハン」の人ばかり投稿しているので匿名や名無しは入りにくいことを表しています。
「コテハン」を使った例文2
「似た様なコテハンが多くてややこしい」
自分らしい個性的な「コテハン」を考えたつもりが、同じ様なものになってしまい、誰が誰だか余計に分りにくくなっている状態を表します。
「コテハン」の対義語
「コテハン」の対義語について紹介します。
- 「名無し」【ななし】
- 「184」【いやよ】
「名無し」【ななし】
2ちゃんねるで無記名で投稿する人のことを言い、コメントに「名無し」と記載されます。
何度も投稿すると、文章や内容から人物が特定されてしまい「名無し」が立派な「コテハン」になることもあります。
「184」【いやよ】
「いやよ」と読み、匿名でコメントを投稿することを言います。
「184」は電話で非通知にする時に番号の前に「184」を付けることに由来しています。
動画サイトでは匿名で生主にコメントを投稿できる機能のことを「184コメント」と言っています。
「コテハン」は「固定ハンドルネーム」の略語です。
いつも同じハンドルネームでその人であることが特定できる時に使ってみましょう。