「速さが足りない」とは?意味や元ネタについて解釈
この「速さが足りない」は、あるアニメのキャラクターのセリフから引用されて、いろいろな場面で使われるようになった言葉です。
目次
- 「速さが足りない」とは?
- 「速さが足りない」の概要・元ネタ
- 「ストレイト・クーガー」とは?
- 「島風クーガー」とは?
「速さが足りない」とは?
「速さが足りない」とは、様々な場面において、「遅い」と言いたい時に使います。
言葉そのままですが、それほど遅いという意味で使うことは少なく、もう少し速いともっといいというニュアンスだと解釈してください。
自作パソコンで例を挙げると、「かなりスペック的に充実してきたが、まだ速さが足りない」と使った時には、今では悪くはないが、もう少し処理速度が上がるともっといいと言っています。
「速さが足りない」の概要・元ネタ
「速さが足りない」の元ネタは、「スクライド」というアニメに登場するストレイト・クーガーが発したセリフです。
「お前に足りないものは(中略)、そして何よりもーー!速さが足りない!」といった内容で、常に「速さ」を求めているキャラクターらしいセリフです。
このアニメの世界では、生まれながらに色々な「アルター能力」と呼ばれる特殊能力をもった戦士が活躍し、ストレイト・クーガーの「速さ」はそのような能力の1つです。
「ストレイト・クーガー」とは?
ストレイト・クーガーは、「スクライド」において、主人公のカズマの義理の兄であり、戦闘の師匠でもある重要キャラクターの1人です。
先のように、常に「速さ」に拘っており、アニメの最終回では死んでしまったような描写がありましたが、その後に小説として発表された「アフター編」にも登場した為、生き残っていたことが分かりました。
尚、このスクライドは2001年に放送された比較的古いアニメですが、2011年に10周年を記念して、アニメ放送の再編集に追加の映像も加えたリマスター版が映画になり、2011年に前編、2012年に後編が公開されました。
「島風クーガー」とは?
島風クーガーとは、「艦隊これくしょん」というゲームに登場する駆逐艦(が擬人化されたキャラクター)の「島風」が、同作の中でスピードが自慢なことに引っ掛けて、その島風の衣装をストレイト・クーガーに着せた二次創作キャラクターです。
島風は女性のキャラクターで、セクシーな衣装を着ていますが、それがそのまま男性であるストレイト・クーガーの服となっているので、何とも不気味な格好なのが特徴です。
ただし、肝心の「速さ」はとんでもないことになっているという設定のようです。
「速さが足りない」は、もう少し速さが欲しいといった時に使う表現だと覚えておきましょう。
単に遅いという意味で使うこともありますが、どうしようもなく遅いという時に使う言葉ではありません。