意味解説の読み物

meaning-book

meaning-bookは意味解説の読み物です

「争え、もっと争え」とは?意味について解釈

元の表現とは全く別のセリフがぴったり合ってしまう漫画のコマというのも中にはあるもので、この「争え、もっと争え」はその代表劇な例だと言えるでしょう。

争え、もっと争え

Meaning-Book
「争え、もっと争え」とは?意味について解釈>


目次

  • 「争え、もっと争え」とは?
  • 「争え、もっと争え」の元ネタ
  • 「神のみぞ知るセカイ」とは?


「争え、もっと争え」とは?

「争え、もっと争え」とは?

「争え、もっと争え」とは、ある漫画の1コマのコラージュに使われたセリフで、元のセリフは「やめて…争うのはやめて…」でしたが、これが全く反対の「争え、もっと争え」と置き換えられたものがネット上に公開されると、そちらの方がこそのセリフを発しているキャラクターの表情などとぴったりと合っていると評判になり、専用のAA(アスキーアート)まで作られました。

よって、特に意味のある言葉ではないので、本来は「争わないで」と使うべきところにわざとこのように使うくらいです。

しかし、きちんと意味が理解されないと、火に油を注ぐだけかも知れません。



「争え、もっと争え」の元ネタ

「争え、もっと争え」の元ネタ

「争え、もっと争え」というコラージュの元となったのは、「神のみぞ知るセカイ」という少年サンデーで連載されていた漫画です。

この漫画の中でゲームのヒロインとなっている杉本四葉というキャラクターが「やめて…争うのはやめて…」と発するシーンがありますが、そのような顔には見えず、むしろ、争うのを期待している表情に見えてしまう為、「争え、もっと争え」というセリフが当てはめられたという経緯です。

「神のみぞ知るセカイ」とは?

「神のみぞ知るセカイ」とは?

「神のみぞ知るセカイ」はラブコメディ漫画で、桂木桂馬というギャルゲーが大好きな主人公の桂木桂馬が、あるきっかけによって、ゲーム内ではなく、3D(現実世界)の女性の攻略に挑むという話です。

少年サンデーには2008〜2014年にかけて連載され、2010〜2013年には三期に分けてテレビアニメも放送されました。



icon まとめ

「争え、もっと争え」には、特に意味はないと考えておいた方がいいでしょう。

元ネタから、「争わないで」の反語だという解釈ができますが、少し無理があるかも知れません。