「ネナベ」とは?意味や概要・使い方・「ネカマ」との違いについても解説!
ネットの中での掲示板やチャットのような文字だけの付き合いでは、相手の性別がどちらなのか分からないものです。
目次
- 「ネナベ」とは?
- 「ネナベ」の概要
- 「ネナベ」の表現が使われる場面・使い方
- 「ネナベ」と「ネカマ」の違い
「ネナベ」とは?
「ネナベ」とは、ネットの中で男性のふりをしている女性に使う言葉です。
元々、そのような女性に対して使う「おなべ」という言葉から派生して作られた言葉で、その逆(女性のふりをしている男性)は有名な「おかま」という言葉です。
「ネ」が「ネット」だと解釈してください。
「ふり」と書きましたが、意味があってわざとそうしている(本当はそれほどしたい訳でもない)場合と、本当に自分の本来の性別の逆を演じたいので、そう見えるようにしている場合の二種類があります。
「ネナベ」の概要
先のように、一言でこの「ネナベ」と言っても、騙そうという意図から、遭えて女性が男性を演じている場合と、ネットの中では男性として扱ってもらいたいと考えて行っている場合があると考えていいでしょう。
後者の場合、現実でも「おなべ」という場合も含まれますが、その場合にはこの「ネネベ」という表現は適切ではありません。
ネナベは、あくまでネットの中だけで男性を演じる女性のことです。
「ネナベ」の表現が使われる場面・使い方
男性と扱って欲しくてネナベになる場合ではなく、騙す意図からネナベを演じている場合、女性だと分かると面倒だからという理由が少なくありません。
ネットの世界では、女性だと分ってしまうと、色々な嫌がらせがあったり、五分の立場で会話ができないことがあります(女性だと分かると、相手が下に見たり、態度が大きくなる場合がある為)。
それらの懸念から、必要としてネナベとなっているのです。
ですが、全ての騙す意図からのネナベがそうではなく、中には面白がってやっているだけの例もあり、その区別は発言の内容でしか分かりませんが、面白がっている場合には、そのような内容が必ずどこかで出てくるので、それによって判断できるでしょう。
「ネナベ」と「ネカマ」の違い
「ネカマ」は、ここで紹介した「ネナベ」の逆バージョンになります。
ネットの中で男性が女性のふりをしていることで、ネナベとは違い、こちらの場合はほとんどが騙す意図から行っていると考えてください。
多くがそれによる(男性からの)反応を面白がっているからで、ネナベよりたちが悪いと言っていいでしょう。
「ネナベ」は、悪ふざけまがいのことも多いですが、必要として(言わば、甘く見られないように)行っている場合もあると覚えておきましょう。