「お、おう」とは?意味や関連語について解釈
ネット上で「お、おう」というコメントがあったり、日常会話で使われることもあります。
一体どの様な意味なのか、使い方なども併せて紹介します。
目次
- 「お、おう」とは?意味
- 「お、おう」の表現の使い方と注意点
- 「お、おう」の使用例
- 「お、おう」の関連語
「お、おう」とは?意味
「お、おう」の概要について紹介します。
- 「お、おう」の意味
- 元ネタ
「お、おう」の意味
「お、おう」とは、「相手に対してどの様なリアクションをしたらいいのか迷った時の言葉」です。
突然相手から何かの話題をふられたり、理解できないボケや冗談を言われると、瞬間的に脳がフリーズしてどう返事をしていいか分からなくなってしまうものです。
その様な時に「お、おう」と言い、取りあえず話は聞いているというアピールをしながらスルーする時に使います。
元ネタ
「お、おう」には特に元ネタはなく、ネット上で自然発生して広まった言葉と、見られています。
実際に2ちゃんねる(現5ちゃんねる)でも元ネタに関する様々な憶測がコメントされていますが、決定的なものはありません。
「お、おう」の表現の使い方と注意点
「お、おう」は、相手の言ったことが理解できない、或いはネタが全く面白くないという時に使います。
相手は渾身のネタのつもりで言ったのに、「つまらない」と面と向かって言えないシーンで適当にごまかす言葉になります。
注意点は、短時間で多用すると相手が怒り出す可能性があるという点です。
「お、おう」の使用例
「お、おう」の使用例は以下の通りです。
「エヴァは最高だ、人生を投影している」に対して「お、おう(どうでもいい)」と言います。
「えいえい、怒った?怒ってないよ」に対して「お、おう(ひとりで突っ込んるよ)」と言います。
「今日はとっと帰ってゲームするぞぉ〜」に対して「お、おう(勝手にやってくれ)」と言います。
つまり、相手に対して「そうなのか、そうだろうな」という言葉を柔らかくした表現なのです。
「お、おう」の関連語
「お、おう」の関連語について紹介します。
- 「せ、せやな」【せ、せやな】
- 「笑えばいいと思うよ」【わらえばいいとおもうよ】
「せ、せやな」【せ、せやな】
「お、おう」の関西バージョンです。
相手に対してとりあえず同調する時に使われます。
「笑えばいいと思うよ」【わらえばいいとおもうよ】
こちらはアニメ版「新世紀エヴァンゲリオン」の第6話で使われた「碇シンジ」のセリフです。
元ネタは「ごめんなさい。
こういうときどんな顔すればいいかわからないの」「笑えばいいと思うよ」というやり取りですが、このシチュエーションが日常のあらゆる悲観的な状況にマッチしていることから、派生して使われる様になりました。
「お、おう」は「相手に対してどの様なリアクションをしたらいいのか迷った時の言葉」です。
とりあえず返事をしておく時に使ってみましょう。