「テノヒラクルー」とは?意味や表現の使い方について解釈
「テノヒラクルー」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは「テノヒラクルー」という言葉について詳しく解説していきます。
それでは一緒に見ていきましょう。
目次
- 「テノヒラクルー」とは?意味
- 「テノヒラクルー」の概要・語源
- 「テノヒラクルー」のスラングでの使い方
- 「テノヒラクルー」の類語や言い換え
「テノヒラクルー」とは?意味
「テノヒラクルー」とはネットスラングで「手のひらを返す」という意味のことです。
「テノヒラクルー」の概要・語源
「テノヒラクルー」とは「手のひらを返す」という意味のネットスラングです。
意味はそれまでとっていた態度、言うこと、考え方などが変わることなのですが「手のひらを返す」ことを「クルー」という言葉に換えて表しているのです。
くるっと回す、くるくる変わるなどと使う言葉からきているのでしょう。
「テノヒラクルー」のスラングでの使い方
「テノヒラクルー」という言葉は、けなしていたのにいきなり褒める、すり寄るといった時などに「こんな露骨なテノヒラクルーも、なかなかないよね」などと使います。
「昨日と今日で全然違うし、テノヒラクルーもいいとこじゃん」「あいつ、テノヒラクルーだからさ信用しない方がいいよ」と通常の会話においても使うことはできます。
「手のひらを返す」行為についても、またそのような人に対しても使います。
「テノヒラクルー」の類語や言い換え
「テノヒラクルー」の類語をいくつか紹介しましょう。
- 「熱い手のひら返し」【あついてのひらがえし】
- 「手のひらクルックル」【てのひらくっくる】
「熱い手のひら返し」【あついてのひらがえし】
もともとは、2ちゃんねるから出てきた言葉なのですが、最初は非難する書き込みばかりだったのに「名誉挽回」できることがあると、今度は熱い称賛の書き込みばかりになることを「熱い」と「手のひら返し」をかけ合わせて「熱い手のひら返し」と言うようになりました。
「こないだまで散々悪く言っておいて、何なの、この熱い手のひら返しは?」などと使います。
「手のひらクルックル」【てのひらくっくる】
「手のひらクルックル」は「テノヒラクルー」と同じ意味です。
「クルックル」なので何度も手のひらを回していることが伝わりますので
二転三転しているといった印象が強くなります。
「あいつ、手のひらクルックルだなあ」「手のひらクルックルで、腱鞘炎になってないか〜」などと使ったりします。
いかがでしたでしょうか。
ネットスラング「テノヒラクルー」について解説しました。
態度、考え方が一貫せず、流される、都合がいい、信用できないちゃらんぽらんといったことを言い表す時に便利な言葉です。
ただし、ネットスラングですので、リアルでの使い方には注意が必要となります。