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「あれは嘘だ」とは?意味や元ネタについて解釈

ネットの投稿で「あれは嘘だ」というのは何を意味しているのでしょうか。

元ネタや関連語なども併せて紹介します。

あれは嘘だ

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「あれは嘘だ」とは?意味や元ネタについて解釈>


目次

  • 「あれは嘘だ」とは?意味
  • 「あれは嘘だ」の概要・元ネタ
  • 映画「コマンド―」とは?
  • 「スマンありゃウソだった」とは?


「あれは嘘だ」とは?意味

「あれは嘘だ」とは?意味

「あれは嘘だ」「先に相手に言ったことは嘘だ」と撤回する言葉です。

背景として、その前に相手に対して何かの条件や結論を提示しておくというものがあります。

基本的に先に伝えたことよりも悪い結果になることが多く、相手にとっては不利な結果になります。

しかし謝罪するニュアンスはなく、かなり冷淡な態度を取っている時の表現です。



「あれは嘘だ」の概要・元ネタ

「あれは嘘だ」の概要・元ネタ

「あれは嘘だ」の元ネタと概要について紹介します。

  • 元ネタ
  • 「概要」

元ネタ

「あれは嘘だ」の元ネタは、1985年に公開された大ヒット映画「コマンドー」の主人公ジョン・メイトリックスのセリフです。

ジョンが敵の一味であるサリーと言う人物に対して「殺すのは最後にしてやる」と言います。

そして激しいカーチェイスの末にサリーを追いつめるのですが、そこで「お前は最後に殺すと約束したな」の後に 「あれは嘘だ」と言い、サリーを崖から突き落とすのです。

「概要」

「あれは嘘だ」は、「〇〇と言ったな、あれは嘘だ」として使われます。

先に相手を安心させる様なことを言っておきながら、結局最悪の目に遭わせることでよりギャップを感じさせることから「筋肉式キャッチ&リリース」と言われています。

相手に対して余程の恨みがあればこの方法は心理的にも非常に効果があります。

但し、あくまで映画でのセリフであり、日常生活で使うと間違いなく「嘘つき」「人でなし」と言われてしまうでしょう。

映画「コマンド―」とは?

映画「コマンド―」とは?

「コマンドー」は、1985年にアメリカで公開されて大ヒットしたアクション映画です。

主演は「アーノルド・シュワルツェネッガー」で、「コマンドー」とは「特殊攻撃部隊」のことです。

ストーリーは、かつてのコマンドーの指揮官であり、現在は退役したジョン・メイトリックス(アーノルド・シュワルツェネッガー)が娘をさらわれてしまい、その命と引き換えに大統領を暗殺する様に命じられるというものです。

シュワちゃんの鍛えられた筋肉美と無限のエネルギーを感じさせるアクション映画として世界中で大ヒットしました。



「スマンありゃウソだった」とは?

「スマンありゃウソだった」とは?

「スマン、ありゃ嘘だった」「ジョジョの奇妙な冒険Part5」の主人公ジョルノ・ジョバァーナのセリフからきています。

ジョルノは相手のダメージをそのまま返すという超能力(スタンド)を持っているのですが、「決して一般の人を巻き込んだりしませんから安心してください」と言います。

ところが、スタンドを使って変化させたハエを叩いた少年がダメージを受けてしまったので、「一般人を巻き込まないとキッパリ言ったばかりなのに・・スマンありゃウソだった」と言うのです。

たいして悪いと思っていない様子がうかがえるセリフであることからネットユーザー受けして使われる様になりました。

icon まとめ

「あれは嘘だ」「先に相手に言ったことは嘘だ」と撤回する言葉です。

相手がより不利になる結果をもたらす言葉ですので、あくまでネタとして使いましょう。