「安パイ」とは？意味や類語！表現の使い方

「安パイ」とは?麻雀での意味

「安パイ(あんぱい)」の麻雀での意味は、「人(他家)にロンされることがない安全牌(あんぜんはい)」の略語になります。

「安パイ(安牌)」という言葉は、「人(他家)にロンされる可能性が低い比較的安全な牌」のことを意味しているのです。

麻雀では人にロンされること(上がられること)は、自分が負けて点数を支払うことを意味しているので、「安パイ」を切ること(捨てること)はロン回避のリスクヘッジになります。

• 「安パイ」とは?日常生活での意味

「安パイ」とは?日常生活での意味

「安パイ」の日常生活での意味は、「リスクが低い人物・物事」や「当たり障りのない人物・物事(無害な人・事柄)」になります。

日常生活・人間関係における「安パイ」というのは「安全でローリスク(低リスク)な相手・行動・物事」を意味していて、「安パイ」を選ぶ人は「リスクを取らない人・無難に人生を生きたい人」であると言えるでしょう。

「安パイ」の表現の使い方

「安パイ」の表現の使い方は、「麻雀で人にロンされにくい安全牌を捨てる時」や「当たり障りのない無害(ローリスク)な人物・行動を示唆する場合」に使うという使い方になります。

例えば、「安パイな優しいだけが取り柄の彼氏だけど、リスクを取るのが嫌な私には合っています」といった文章で、「安パイ」の言葉を正しく使えます。

• 「安牌な回答」とは?

「安牌な回答」とは?

「安牌な回答」とは、「誰も不快な気分にすることがない当たり障りのない回答」や「毒にも薬にもならない正論で無難な回答」を意味しています。

他者との議論や争いごとを避けたいと思っている人は、何か質問をされたり意見を求められたりした時に、「安パイな回答」をすることが多くなるのです。

「安パイ」の対義語

「安パイ」の対義語は、麻雀用語としては「危険牌(きけんはい)」になります。

「危険牌」というのは、「捨てると人(他家)からロンされる可能性が高い牌」のことです。

「安パイ」の一般的な用語としての対義語は、「ハイリスク・リスクのある人(行動)」になります。

「安パイ」は「リスクの低い人・行動」を意味しているので、それとは反対の意味を持つ対義語として、「ハイリスク・リスクのある人(行動)」を指摘できます。

「安パイ」を使った例文と意味を解釈

「安パイ」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。

• 「安パイ」を使った例文1
• 「安パイ」を使った例文2

「安パイ」を使った例文1

「今まで安パイの選択ばかりを繰り返して無難に生きてきました」

この「安パイ」を使った例文は、「今までリスクが低そうな選択(可もなく不可もない選択)ばかりを繰り返して無難に生きてきた」を意味しています。

「安パイ」を使った例文2

「安パイ志向が、現代の若者が恋愛・結婚をしなくなった理由の一つです」

この「安パイ」を使った例文は、「リスクを取ることを嫌う傾向が、現代の若者が恋愛・結婚をしなくなった理由の一つである」を意味しています。

「安パイ」の類語や類義語・言い換え

「安パイ」の類語・類義語・言い換えについて、分かりやすく解説していきます。

• 「安全牌」
• 「ローリスク・リスクが低い」
• 「無難・当たり障りがない」

「安全牌」

「安パイ」の類語・言い換えとして、「安全牌(あんぜんぱい)」があります。

麻雀用語としての「安パイ」は、「ロンされる可能性が低い安全牌の略語」を意味しています。

その意味から、「安パイ」の表現はそのまま、「安全牌」という言葉に言い換えることが可能です。

「ローリスク・リスクが低い」

「安パイ」の類義語・言い換えとして、「ローリスク・リスクが低い」があります。

「安パイ」という言葉は、「リスクが低くて安全である人・行動」を意味しています。

その意味合いから、「安パイ」に近しい意味を持つ類語(シソーラス)として、「ローリスク・リスクが低い」という表現を上げることができます。

「無難・当たり障りがない」

「安パイ」の類語・言い換えには、「無難・当たり障りがない」があります。

「安パイ」というのは、「リスクが低くて無難である・当たり障りがなくて安全である」を意味する言葉です。

それらの意味合いから、「安パイ」に良く似た意味を持つ類語として、「無難・当たり障りがない」を指摘することができるのです。