「やっぱり神様なんていなかったね」とは?意味や元ネタなど解釈
「やっぱり神様なんていなかったね」とは、ゲーム「いつか降る雪」のバッドエンディングでネガティブなメッセージとして出てくる言葉です。
「やっぱり神様なんていなかったね」の「意味・元ネタ・「仮面ライダー倶楽部」との関連」などについて説明していきます。
目次
- 「やっぱり神様なんていなかったね」とは?
- 「やっぱり神様なんていなかったね」の元ネタ
- 「神はいる。俺がそれを証明してやる」とは?
- 「仮面ライダー倶楽部・激突ショッカーランド バンダイ ファミコン」との関連は?
「やっぱり神様なんていなかったね」とは?
「やっぱり神様なんていなかったね」という言葉は、「自分の力ではどうしようもない悲劇・絶望に見舞われた時」に使う言葉です。
「やっぱり神様なんていなかったね」という言葉のシニカル(皮肉)な意味は、「やっぱり正しい人(良い行いをした人・努力してきた人)を助けてくれる神様なんていなかったね。
だってこうやって私はこんなにひどい目に遭っているのだから」という意味になります。
「やっぱり神様なんていなかったね」の元ネタ
「やっぱり神様なんていなかったね」の元ネタは、でこポン!の18禁ゲーム「いつか降る雪」のバッドエンドにあります。
燃え盛るサナトリウム(療養施設)に閉じ込められたヒロイン・羽村まことが、ガラス越しに掲げたスケッチブックに書いていた「やっぱり神様なんていなかったね」という文字が元ネタになっているのです。
対立する博士の放火によって炎に包まれた療養施設で、羽村まことが笑顔でこのメッセージを掲げるというショッキングな場面がウェブ上で話題になって広まりました。
「神はいる。俺がそれを証明してやる」とは?
「神はいる。俺がそれを証明してやる」というのは、映画「コン・エアー」で主人公(ニコラス・ケイジ)が絶望的な状況にある友人に向かって言い放った言葉が元ネタになっています。
絶望的な状況で敵に追い詰められた友人は、主人公のニコラス・ケイジをかばって敵の銃弾を浴びてしまい、「やっぱり神様なんていないんだ」と語ります。
しかし、主人公は「神はいる。俺がそれを証明してやる」と毅然と言い返して、疾風怒濤の猛反撃に出て何とか二人とも生きて生還することができたのです。
「仮面ライダー倶楽部・激突ショッカーランド バンダイ ファミコン」との関連は?
「仮面ライダー倶楽部・激突ショッカーランド」というのは、1988年にバンダイから発売されたファミコン専用のアクションRPGです。
「仮面ライダー倶楽部」は当時のアクションRPGとしては非常にクオリティが高くて面白いと評判のゲームでしたが、平均クリア時間が「30〜40時間」もかかるのに「セーブできないゲーム」でした。
このゲームを学校のある子供が本気でクリアしようと思ったら、数日間〜一週間もファミコンをつけっぱなしにする必要があり、時にファミコン本体やアダプタが過熱して故障する問題が多く起こりました。
更に、クリアする少し前の段階でファミコンがバグを起こしたり停電が起こったり、誰かが電源を切ったりすれば「一からすべてやり直し」になるので、「やっぱり神様なんていなかったね」というシビアな心理状態に追い込まれるゲームだったのです。
「やっぱり神様なんていなかったね」という言葉について徹底的に解説しましたが、この言葉は「やっぱり神様なんていなかったという絶望・諦めの心理状態」を意味しています。
ゲーム「いつか降る雪」が元ネタの「やっぱり神様なんていなかったね」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。