「インド人を右に」とは?意味や元ネタなど解釈
ネット上で見られる「インド人を右に」とは、どの様な意味なのでしょうか。
笑える元ネタや派生ネタなどを紹介します。
目次
- 「インド人を右に」とは?意味
- 「インド人を右に」の語源や元ネタ
- 「インド人をキレイに」とは?
- 「インド人を右に」のネタとしての使い方
「インド人を右に」とは?意味
「インド人を右に」とは「ハンドルを右に」という意味です。
レーシングゲームにおけるネタであり、何故かは元ネタで紹介します。
「インド人を右に」の語源や元ネタ
「インド人を右に」の元ネタと概要を紹介します。
- 元ネタ
- 概要
元ネタ
「インド人を右に」は1980年半ばから出版されたゲーム雑誌「ゲーメスト」で、「スカッドレース」というゲームの攻略法として掲載された一文から来ています。
何と掲載文の中に「くお〜!!ぶつかる〜!!ここでアクセル全開、インド人を右に」という表現があり、これは「ハンドルを右に」とするところを手書きの原稿の文字が読みにくくて「インド人を右に」と誤植してしまい、そのまま出版されたことからきています。
あまりにも唐突に意味不明な文章であることからプレイヤーだけではなくネットユーザーにも広まり、スラングとして使われる様になりました。
概要
「インド人を右に」が有名になった背景として「ゲーメスト」に誤植が多いことで有名だったという点があります。
他にも「鍵盤を示すバーが途中で消える」を「鍵盤を示すババーが途中で消える」、「神のみぞ知る」を「神のみそ汁」など、笑える誤植が多かったことで注目されたのです。
それだけ当時のゲーム誌業界は忙しかった、という証明にもなっています。
「インド人をキレイに」とは?
「インド人をキレイに」は「インド人を右に」とは全く別のネタです。
2018年にツイッターに投稿されたコメントで、職場の車を泥だらけの手で運転する人がいた為に、ハンドルに注意書きを貼ったところあまりにも自が汚くて「インド人をキレイに」と誤読されてしまったという内容です。
長い年月を経て「ハンドル」を「インド人」に読み間違えるネタが重なり、ネットユーザーから派生ネタとして注目されました。
「インド人を右に」のネタとしての使い方
「インド人を右に」は、特に決まった使い方はありません。
ゲームにも関係無く、単に誤字や脱字があった時に「インド人を右に」と冗談のリプライを返したり、車の話題にコメントしたりなど、自由に使われています。
但し、インド人に対して使うと意味が通じない上に不快に感じる人もいるかも知れませんので、ネットスラングとしてのみ使いましょう。
「インド人を右に」は「ハンドルを右に」の誤植から生まれたスラングです。
誤字や脱字に対するユーモアとして使ってみましょう。