「バ向」とは?意味や類語!表現の使い方
この「バ向」は、SNSでの友達同士のやりとりなどによく使われている言葉です。
目次
- 「バ向」とは?
- 「バ向」の語源や由来
- 「バ向」の表現の使い方
- 「バ向」を使った例文と意味を解釈
- 「バ向」の類語
- LINEやゲームでの「バ向」の返信方法
「バ向」とは?
「バ向」とは、「バイトに向かう」という意味で使います。
対象がバイトな為、学生向けの言葉だと言っていいでしょう。
「これからバイトだわ」、「バイトがあるので」といった意味でも使える言葉で、「後で飲みに行かない?」「悪い、そろそろバ向」といったように使っている場合、これらの意味だと解釈していいでしょう。
「バ向」の語源や由来
「バ向」は、意味となる「バイトに向かう」を略した言葉です。
これ以上略せないほど短くした形なので、ここから更に発展させたような同じ意味になる言葉は存在していません。
逆に、ここまで縮めない形のもう少し長い同じ意味の言葉というものもないので、この形だけ覚えておけば問題ありません。
「バ向」の表現の使い方
「バ向」には、先に挙げたような色々な使い方があります。
基本的には「バイトに向かう」の置き換え表現ですが、実際には「これからバイトだ」といった意味での使い方が多く見られます。
予定を聞かれた際に、バイトがあるという返しにちょうどいい表現ですが、特に何も聞かれていない場合でも、ツイッターなどで独り言として「バ向」と使う人も多いです。
- 「バ終」の意味とは?
「バ終」の意味とは?
「バ向」と共に使われる言葉に、この「バ終」があります。
こちらは「バイトが終わった」を縮めた言葉で、「やっとバ終」のように使われます。
「バ向」とは違い、問い掛けに対して使うことは少なく、自らバイトが終わった時に「今バ終」と使うような言葉で、バイトが終わったら連絡をもらえるようになどと言われたいた時にも向いている言葉です。
「バ向」を使った例文と意味を解釈
「バ向」を使った例文と、その意味の解釈です。
やりとりの形で挙げていきます。
- 「バ向」を使った例文1
- 「バ向」を使った例文2
「バ向」を使った例文1
「これからカラオケにでも行かない?」
「ちょうどバ向。ごめん」
これからちょうどバイトに向かうところだと返しています。
または、ちょうど向かっているところだという意味かも知れませんが、どちらにしても一緒にカラオケには行けないと言っていると考えてください。
「バ向」を使った例文2
「あとどれくらい居られる?」
「5時にはバ向」
5時にはバイトに向かわないといけないと使っている例です。
尚、これらの例文は応用的な使い方となっていますが、このように広く用いることができると覚えておくといいでしょう。
「バ向」の類語
「バ向」の類語です。
上で挙げた「バ終」もその1つですが、ここではそれ以外のものを挙げていきます。
- 「バ先」【ばさき】
- 「バ中」【ばちゅう】
「バ先」【ばさき】
「バイト先」という意味で使われます。
幅広い使い方ができる言葉で、「今バ先」と使えば、「今バイト先に居る」という意味になり、「バ先どこ?」とすると、「どこでバイトしてるの?」と解釈できます。
「バ中」【ばちゅう】
「バイト中」を略した言葉です。
実際にバイト中にSNSなどができる状況は少ないと思いますが、こちらも「バ中(バイト中)にこんなことがあった」などといった形で広く使える言葉です。
LINEやゲームでの「バ向」の返信方法
相手がこの「バ向」と使った際に返しの表現ですが、そのまま「分かった」や「あい」(「はい」の意味)などという形で返すことも多いですが、最近よく見られるのは「おけり」です。
この「おけり」は、「OK、了解」を略した言葉で、この返し以外にも普通にその意味で使えます。
「おけ」だけでも「OK」という意味で使えますが、「了解」まで加えたこの言葉が一番適していると考えていいでしょう。
「バ向」は、類語の「バ終」や「バ先」、そして「バ中」と共に覚えておくと便利です。
返しの表現の「おけり」も加えて覚えておくと、尚いいでしょう。