「サブスク」とは?意味や使い方!例文や解釈
最近若い人達の会話の中で「サブスク」という言葉を聞くことがあります。
今更誰にも訊けないという人の為に、意味や類語などについて紹介します。
目次
- 「サブスク」とは?
- 「サブスク」の表現の使い方
- 「サブスク」の類語や類似表現や似た言葉
- 「サブスク」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「サブスク」の反対語
- 6「サブスク」の英語と解釈
「サブスク」とは?
「サブスク」の概要について紹介します。
- 「サブスク」の意味
- 「サブスク」の語源や由来
- 「サブスク」のメリット
- 「サブスク」のデメリット
「サブスク」の意味
「サブスク」とは「サブスクリプション」の略で、「定期購入又は月額課金制のサービスのこと」という意味です。
その製品やサービスを、期間を決めて利用してその分の代金を支払うことを言います。
少し前までは「サブスクリプション」と言えば新聞や雑誌の定期購読、或いはスポーツジムの会員制サービス位しかなったのですが、現在では非常に多くの業界で導入されています。
インターネットが発達した市場では、コンテンツとしての「サブスク」が増えているのです。
コンテンツならば在庫を持たずに一度に多くの人に提供できるので、それだけ利益が上がるというのが狙いになります。
「サブスク」の語源や由来
「サブスク」の語源は上記で紹介しましたが「サブスクリプション」で、英語にすると“subscription”です。
“subscription”は「加入・購読・予約・申し込み」など様々な意味があります。
“sub-”は「下に」という意味の接頭辞で、“subway”、“submarine”等に使われます。
“scription”は“scribe”の名詞形で意味は「書く」です。
つまり、“subscription”で「書類の下に名前を書く」という意味から、「予約する、定期購読を申し込む」という意味で使われる様になったのです。
「サブスク」のメリット
「サブスク」が人気になったのには幾つかのメリットがあります。
1つ目は、「コスパがいい」という点です。
例えばコンテンツを配信する「サブスク」は、月額1000円前後で映画やドラマが見放題です。
実際に映画館に足を運ぶと一回に2000円近くかかりますし、DVDレンタルの場合はショップまで行くという手間があります。
2つ目は、「常に最新の製品が試せる」という点です。
コンテンツはもちろん、ソフトや実際に製品を「サブスク」するサービスの場合、常に最新のバージョンやモデルを提供しています。
アップグレードやメンテナンスも月額料金に含まれているのです。
「サブスク」のデメリット
「サブスク」のデメリットは、そのサービスを利用する頻度が低いと元が取れないという点です。
今月はほとんど使わないとしても、来月以降にまた使いたいと思っている場合には、解約できずに継続する必要があるのです。
一度使うと余りにも便利で充実しているので解約できずに、複数の「サブスク」を契約して「サブスク貧乏」になる人もいるのです。
「サブスク」の表現の使い方
「サブスク」が使われる具体的なサービスについて紹介します。
- 動画配信サービス
- スタディサプリ
- ビジネスソフト
動画配信サービス
「サブスク」が使われる最も代表的なサービスと言えば「動画配信サービス」です。
現在では数多くの動画配信サービスがあり、海外の動画に強いところや、自局のオリジナルドラマなど、それぞれ特徴があります。
料金も時間やコンテンツにより選べて、1000円以下というところもあります。
スタディサプリ
子供の学習向けの「サブスク」で、特に英語が人気です。
中には大学受験用のプランを提供している業者もあり、こちらは月額1万円程度ですが、それでも塾に通うよりは遥かに安上がりです。
ビジネスソフト
ビジネスで使用するソフトと言えば「Microsoft Office」です。
この「ワード・エクセル・パワーポイント」という三大ソフトが「サブスク」として提供されているのです。
常に最新のバージョンを使えることを考えると、企業として「サブスク」をした方がお得かも知れません。
「サブスク」の類語や類似表現や似た言葉
「サブスク」の類語を紹介します。
- 「定額配信サービス」【ていがくはいしんさーびす】
- 「定期購入」【ていきこうにゅう】
- 「継続購入」【けいぞくこうにゅう】
「定額配信サービス」【ていがくはいしんさーびす】
音楽や映画などのコンテンツの場合、直接商品を手に取るのではなくデータとして「配信する」というサービスになります。
「定額配信サービスを使ってる」と言えば「サブスク」を利用しているということになるのです。
「定期購入」【ていきこうにゅう】
「定期購入」と言えば化粧品やサプリなどをイメージする人もいますが、「商品やサービスを定期的に購入してその分の料金を支払うこと」も「サブスク」と同じです。
「継続購入」【けいぞくこうにゅう】
「定期購入」の中で毎月ではなく「2か月おき」などの定期購入もありますが、一度契約した状態で継続して購入するものは「サブスク」になります。
「サブスク」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「サブスク」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「サブスク」を使った例文1
- 「サブスク」を使った例文2
「サブスク」を使った例文1
「サブスクのお蔭で部屋が片付くようになった」
この人は映画や音楽が好きで、CDやDVDなどを数多く購入していました。
それだけ荷物が増えてしまい部屋が狭くなってしまっていたのですが、「サブスク」を利用してからはモノが増えずに済むので、部屋が片付く様になったことを表しています。
「サブスク」を使った例文2
「意外にサブスクって使う時間がない」
「便利だから」「お得だから」と「サブスク」を契約したのですが、いざ使おうと思うと平日は忙しくて時間がなく、結局元を取るか取らないかのギリギリになっています。
「元を取ろう」と無理をして利用するのも何だか疲れると思っている様子を表しています。
「サブスク」の反対語
「サブスク」に反対語はありませんが、近い意味の言葉を紹介します。
- 「一括購入」【いっかつこうにゅう】
- 「単発購入」【たんぱつこうにゅう】
「一括購入」【いっかつこうにゅう】
「何回分かをまとめて購入すること」です。
支払いは分割の場合もありますが、先にまとめて「買いだめ」することであり「定期購入」とは逆の意味になります。
「単発購入」【たんぱつこうにゅう】
「その商品を一度だけ購入すること」です。
お試しで一度だけ購入するというもので、継続性はありません。
6「サブスク」の英語と解釈
“She renewed the subscription to a music. ”
「彼女は音楽配信のサブスク契約を更新した」になります。
「サブスク」は「定期購入又は月額課金制のサービスのこと」です。
毎月ネットで定期契約しているものがあれば「〇〇をサブスクしている」と使ってみましょう。