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「バイブス」とは?意味や使い方!例文や解釈

「バイブス」とは、「言語的コミュニケーションではない雰囲気・ノリ・フィーリング」を意味する若者言葉です。

「バイブス」「意味・語源や由来・使い方・類語(シソーラス)や言い換え・例文と解釈・若者言葉としてのバイブス・英語と解釈」などについて、詳しく説明していきます。

バイブス

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目次

  • 「バイブス」とは?
  • 「バイブス」の表現の使い方
  • 「バイブス」の類語や類似表現や言い換え
  • 「バイブス」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 若者言葉としての「バイブス」の普及・表記の説明
  • 「バイブス」の英語と解釈


「バイブス」とは?

「バイブス」とは?

「バイブス(vibes)」という言葉は、「言語的コミュニケーションではない雰囲気・ノリ・フィーリング」を意味する若者言葉・ギャル言葉です。

「バイブス」というのは、元々は音楽業界において「体に届いてくる振動・振るえ」を意味するスラング(俗語)でしたが、それが転じて現在では「フィーリング・雰囲気・ノリ・気分・テンション」といった一般的な意味を持つ若者言葉として使われています。

  • 「バイブス」の語源や由来

「バイブス」の語源や由来

「バイブス(vibes)」の語源は、“vibration”の短縮形の“vibes”であり、元々は「音楽の振動・体感できる振るえ」を意味していました。

「バイブス」という言葉の由来は、英語圏のレゲエやヒップホップの音楽シーンにおけるスラング(俗語)にあり、次第に「雰囲気・ノリ・フィーリング・気持ち・テンション」などを意味するようになっていきました。

音楽を聞いている時のノリやフィーリングを指して「バイブス」ということは多いのですが、現在では音楽とは何の関係もない場面でも「バイブスが上がった・バイブスが下がった(テンションが上がった・下がったの意味)」という表現を使うことが増えているのです。



「バイブス」の表現の使い方

「バイブス」の表現の使い方

「バイブス」の表現の使い方は、「レゲエ・ヒップホップの音楽と関係するフィーリング・ノリ・雰囲気」といった意味で使うという使い方になります。

「バイブス」という表現は元々は、レゲエの音楽活動と関係する「振動・振るえ」を意味していましたが、現在では「気持ち・気合い・テンション」といった意味合いで使われることが多くなっています。

「気持ち(テンション)が上がること・下がること」を、「バイブスが上がる・下がる」という言葉で言い表すことができるのです。

例えば、「今日はお気に入りのファッションで出かけたので、バイブスが上がりました」といった文章で、「バイブス」という言葉を正しく使用することができます。

「バイブス」の類語や類似表現や言い換え

「バイブス」の類語や類似表現や言い換え

「バイブス」の類語・類似表現・言い換えについて、分かりやすく解説していきます。

  • 「フィーリング・ノリ」
  • 「雰囲気・周囲から受ける感じ」
  • 「気持ち・気合い・テンション」

「フィーリング・ノリ」

「バイブス」の類語・言い換えとして、「フィーリング・ノリ」があります。

「バイブス」という言葉は、「言語では伝えることのできないフィーリング・その場のノリ」を意味しています。

その意味合いから、「バイブス」という若者言葉の表現は、「フィーリング・ノリ」という表現に言い換えることができるのです。

「雰囲気・周囲から受ける感じ」

「バイブス」の類似表現・言い換えとして、「雰囲気・周囲から受ける感じ」があります。

「バイブス」という言葉は、「周囲に漂っている雰囲気・体感できる感じ」「周囲の人たちや音楽から受ける感じ」を意味しています。

それらの意味合いから、「バイブス」と近しい意味を持つ類語(シソーラス)として、「雰囲気・周囲から受ける感じ」という言葉を指摘することができます。

「気持ち・気合い・テンション」

「バイブス」の類語・言い換えとして、「気持ち・気合い・テンション」があります。

「バイブス」という若者言葉は、現在では「気持ちの上がり下がり・気合いの入り具合・テンションが高いか低いか」という意味合い(バイブスが上がるか下がるか)で使われることが増えてきています。

その意味合いの変化を考えると、「バイブス」と良く似た意味を持つ類語として、「気持ち・気合い・テンション」という表現を上げることができるのです。



「バイブス」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「バイブス」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「バイブス」を使った例文・短文などを紹介して、その意味を解釈していきます。

  • 「バイブス」を使った例文1
  • 「バイブス」を使った例文2

「バイブス」を使った例文1

「レゲエ音楽は言語的にあれこれ意味を解釈するものではなく、バイブスを感じながら身を委ねるようにして聴くのが最高なのです」

この「バイブス」を使った例文は、「レゲエ音楽は言語的にあれこれ意味を解釈するものではなく、音楽の雰囲気・世界観のフィーリングを感じながら、身を委ねるようにして聴くのが最高である」ということを意味しています。

「バイブス」を使った例文2

「大好きな芸能人のMV(ミュージックビデオ)を見たりして自分の世界に浸っていると、いつの間にかバイブスが上がってきます」

この「バイブス」を使った例文は、「大好きな芸能人のMV(ミュージックビデオ)を見たりして自分の世界に浸っていると、いつの間にかテンション(気持ち・気分の調子)が上がってくる」ということを意味しています。

若者言葉としての「バイブス」の普及・表記の説明

若者言葉としての「バイブス」の普及・表記の説明

若者言葉としての「バイブス」が普及したのは2010年代に入ってからとされ、比較的新しく日本に入ってきた「英語圏のレゲエやヒップホップのスラング由来の言葉」として理解することができます。

日本で「バイブス」の言葉がよく知られるようになった一つのきっかけは、2013年6月放送の「踊る!さんま御殿!!(日本テレビ)」で、モデル・今井華(いまいはな)が流行っている「ギャル語」として「バイブス」という言葉を話題に出したことがあります。

「バイブス」の表記は基本的に「バイブス」であり、“vibes”の英語に合わせて「ヴァイブス」と表記する若者・ギャルはほとんどいません。

「バイブス」の英語と解釈

「バイブス」の英語と解釈

「バイブス(vibes)」という言葉は、“vibration”(振動・振るえ・動揺・雰囲気)という英語を短縮したものですが、一般的な英語表記としては“vibes”で表現することができます。

  • “I feel good vibes when I hear my favorite music.”
  • “Vibes of this impressive music always pumped me up.”

“I feel good vibes when I hear my favorite music.”

「バイブス」を使ったこの英語の例文は、「大好きな音楽を聞いている時には、グッドなバイブスを感じます」ということを意味しています。

“Vibes of this impressive music always pumped me up.”

「バイブス」を使ったこの英語の例文は、「印象的なこの音楽のバイブス(何かを訴えかけてくるフィーリング・ノリ)が、いつも私の気持ちを上げてくれました」ということを意味しています。

icon まとめ

「バイブス」という言葉について徹底的に解説しましたが、「バイブス」には「言語的コミュニケーションではない雰囲気・ノリ・フィーリング」などの意味があります。

「バイブス」の類語(シソーラス)・言い換えとしては、「フィーリング・ノリ」「雰囲気・周囲から受ける感じ」「気持ち・気合い・テンション」などがあります。

「バイブス」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。