「ほんそれ」とは?意味や類語!表現の使い
「ほんそれ」は、ネット上でよく見掛ける言葉ですが、一体どんな意味で使っているのでしょうか。
目次
- 「ほんそれ」とは?
- 「ほんそれ」の表現の使い方
- 「ほんこれ」とは?
- 「ほんそれ」を使った例文と意味を解釈
- 「ほんそれ」の類語や類義語・言い換え
「ほんそれ」とは?
ほんそれとは、「本当にそれ」と言いたい時に使う言葉です。
これを略しただけの言葉で、それ以外の意味は何もありません。
誰かの意見に同意、賛同する時に用いる言葉で、「〜だよな」のような問い掛けに対し、「ほんそれ」と使うと、本当にその通りだという意味で使うことができます。
「ほんそれ」の表現の使い方
ほんそれは、先のように、この言葉から使うようなことはなく、誰かの発言に対する返答として使います。
それも、肯定するだけに用いる表現なので、英語で“off course”(オフコース、その通りという意味)と言っているようなものです。
それ以外には使わない言葉の為、一度覚えてしまえば使い方を間違えることはないでしょう。
ただし、何事に対しても簡単に「ほんそれ」とばかり使っていると、何を言ってもそうとしか言わない(つまりはいい加減だ)と思われてしまうかも知れないので、あまり多用は禁物です。
「ほんこれ」とは?
この「ほんこれ」は、「ほんそれ」と同じ意味で使えます。
「それ」と「これ」の違いだけで、相手の発言を「それ」と表現するか、「これ」とするかの違いだけです。
何かを指して使うので、「それ」の方が適した表現ですが、ネット上ならではの慣例から、「これ」でも「それ」と同様に使えます。
ここは、ネットに慣れている人ならすぐに分かる表現技法です。
「それそれ」と言いたいところに「これこれ」と使うようなこともよくあります。
「ほんそれ」を使った例文と意味を解釈
「ほんそれ」を使った例文と、その意味の解釈です。
何かの発言に対する返答として使う言葉なので、会話形式になります。
- 「ほんそれ」を使った例文1
- 「ほんそれ」を使った例文2
「ほんそれ」を使った例文1
「年末ジャンボは一応毎年買うけど、絶対当たらないよな」
「ほんそれ」
1等が今年は何億円などと、毎年のように当せん金が高額になっていますが、宝くじ自体の払い戻し率は常に一定(約45%)なので、当せん金額が上がれば、その分当たりにくくなるだけです。
当せん金額が高額なほど夢はありますが、最初から当たることを期待してはいけません。
それこそ、当たったらラッキーという程度に考えて購入しましょう。
「ほんそれ」を使った例文2
「あいつ、最近どんどん態度が大きくなってない?」
「完全にほんそれ」
「ほんそれ」に「完全に」と付けて、より意味を強調しています。
こういった使い方をしても構わない言葉です。
他にも「本当にほんそれ」という使い方もあり、「本当に」が被ってしまっていますが、全く構わずに「その通りだ」という意味を強調したい時に使われる表現です。
「ほんそれ」の類語や類義語・言い換え
「ほんそれ」と似た意味の言葉や、言い換え表現です。
この言葉の方がメジャーですが、これらを好んで使っている人も多いです。
- 「ほんにそれ」【ほんにそれ】
- 「ほんまそれ」【ほんまそれ】
「ほんにそれ」【ほんにそれ】
「本当にそれ」の「に」を残した形です。
意味や使い方は「ほんそれ」と全く一緒で、後は好みの問題だけです。
「本当にそれ」が、まずこの「ほんにそれ」となり、それから「ほんそれ」になったという流れだとも言われています(確かではなく、説の1つです)。
「ほんまそれ」【ほんまそれ】
主に関西地方で好まれている表現です。
「ほんまにそれ」の略で、「本当」を「ほんま」と使う関西ならではの言い方です。
ネット上では、他の地方の人が好んで使っていることも少なくありません。
上のような別の形もありますが、「ほんそれ」が基本形だと考えていいでしょう。
「ほんこれ」も同様に使える言葉だと覚えておきましょう。