「ポルナレフ状態」とは?意味など解釈
人はその時々に応じて色んな様子・表情を見せてくれます。
そしてその様子を表現する言葉も多彩ですが、その一つに「ポルナレフ状態」という言葉が存在します。
若い世代で浸透している言葉ですが、どのような意味や使い方がされるか紹介していきます。
目次
- 「ポルナレフ状態」とは?
- 「ポルナレフ状態」の語源や元ネタ
- 「ポルナレフ状態」の表現の使い方
- 「ジャン=ピエール・ポルナレフ」とは?
「ポルナレフ状態」とは?
「ポルナレフ状態」という言葉はあまりのことに訳が分からない状態になってしまい呆然としてしまうことを意味します。
多くは理解できないこと・処理しきれないほどの衝撃やショックを受けたりといった事態に対しての反応を表しています。
明確にどの程度を「ポルナレフ状態」とするかの決まりはありませんが、客観的に見た時に呆然・唖然と言った状態にある場合、適応するとされています。
「ポルナレフ状態」の語源や元ネタ
「ポルナレフ状態」という言葉は元々は「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画が語源とされています。
ポルナレフという登場人物が宿敵のDIOと対面した際、階段を上っているつもりが下りていたという理解できない状況に陥ったことがあり、「何をされたかわからなかった」と語っています。
その時の様子を「ポルナレフ状態」と表現したことがきっかけとなり、言葉が生まれました。
「ポルナレフ状態」の表現の使い方
「ポルナレフ状態」という言葉を使う際、多くは他者の様子を表現する使い方をされます。
周囲で何かがあって呆然・唖然としている人がいた時、比喩表現として「ポルナレフ状態」と使う場合があります。
また冗談として使われる場合もあるため、その時の状況を緩和して伝える使い方もされます。
時には当時を振り返って自身の状態を自虐的に表現する場合もあります。
しかしあくまで漫画が語源とされた造語であり、半分冗談として認識されているケースがほとんどです。
そのため場面に応じて使い分けが必要となります。
「ジャン=ピエール・ポルナレフ」とは?
「ポルナレフ状態」の語源となった存在として作中のキャラクターがいますが、そのキャラクターは「ジャン=ピエール・ポルナレフ」という人物です。
作中では3部に登場するキャラクターであり、スタンド名は「銀の戦車(シルバーチャリオッツ)」とされています。
「ポルナレフ状態」という言葉は「ジョジョの奇妙な冒険」のキャラクター「ジャン=ピエール・ポルナレフ」が登場するシーンから生まれた言葉です。
主に若い世代で使われる言葉ですが、漫画自体は広い世代で人気を集めており、言葉自体の知名度も高いとされています。