「すこすこのすこ」とは?意味や「すこ」について・初出なども詳しく解説!
「すこすこのすこ」は、若者によく使われる言葉で、特に女子中学生や女子高校生が好んで使っています。
目次
- 「すこすこのすこ」とは?
- 「すこすこのすこ」の「すこ」とは?
- 「すこすこのすこ」の使い方や注意点
- 「すこ」の初出は?
「すこすこのすこ」とは?
「すこすこのすこ」とは、「好きで好きでたまらない」という意味で使う言葉です。
好きな中でも特に好きだという表現で、「すこすこ」だけでも「かなり好き」だと使うことができます。
それがかなり好きと言いたい時には「それすこすこ」、更にもっと好きだという表現にすると「それすこすこのすこ」となると考えてください。
「すこすこのすこ」の「すこ」とは?
すこすこの「すこ」は、「すき」と打ちたかったところをタイプミスしてしまったのが語源です。
ローマ字で「すき」は“suki”ですが、これを“suko”と打ってしまった「すこ」が面白かったことから広まった言葉です。
一般的なQWERTY配列と呼ばれるキーボードでは、「I」と「O」がすぐ隣りにあります。
その為に、これらをタイプミスすることは特に珍しくありませんが、その間違いに気付かず、そのまま書き込んでしまったのが原因です。
「すこすこのすこ」の使い方や注意点
「すこ」で「好き」という意味になり、「すこすこ」だと「大好き」だと解釈できます。
「すこすこのすこ」とすると、先のように「好きで好きでたまらない」という意味になり、「好き」の中でも最上位になる表現だと考えていいでしょう。
その為、あまり頻繁に使う言葉ではなく、それだけ好きだという対象にだけ使うべきです。
しかし、実際には何事に対してもすぐに「すこすこのすこ」と使っている例が見られる為、そこまで真面目に意味を考えて使うこともないかも知れません。
「すこ」の初出は?
「すこすこのすこ」の元となっている「すこ」は、2012年にニコニコ動画のある生放送を観覧していた人が、その内容に対するコメントで、「ここすき」(好きという意味で)と打ちたかったところを慌てて「ここすこ」とタイプミスしたことだと言われています。
女子中学生や女子高校生の間で使われ出したのは2014年頃からで、その初出から間接的にネット上に広まり、「すこ」から「すこすこ」、そして「すこすこのすこ」と進化したものだと推測されます。
「すこすこのすこ」は、ネット上で使われる若者言葉ですが、男性が使っているのはあまり見掛けません。
実質的に、女子中学生や女子高校生専用の言葉だとなっていると考えていいでしょう。