「ぽんぽんぺいん」とは?意味や語源まで徹底解釈
新しく作られる言葉(若者言葉やスラング表現)は、色々な語源から誕生しています。
この「ぽんぽんぺいん」は、何となくそれが分かるものの、珍しい作りだと言っていいでしょう。
目次
- 「ぽんぽんぺいん」とは?
- 「ぽんぽんぺいん」の語源
- 「ぽんぺい」「ぽんぺ」も同じ意味?
- 「ぽんぽんぺいん」の類語や言い換え
「ぽんぽんぺいん」とは?
「ぽんぽんぺいん」とは、「お腹が痛い」と表現する時に使う言葉です。
見た目からはあまり想像できない意味なのが特徴で、主にツイッターなどのSNSにおいて、今自分がそれだという時に使われます。
しかし、とても深刻な状態だとは思えない表記の為、ちょっと痛いという程度の時に使われることが多く、本当にとんでもなくそのような状態で使ったとしても、とてもそうとは受け取ってもらえないと考えてください。
「ぽんぽんぺいん」の語源
「ぽんぽんぺいん」は、「ぽんぽん」という幼児語で「お腹」のことを指す言葉と、「ぺいん」(「痛い」という意味の“pain”から)がくっ付けてできている言葉です。
前は幼児語、後ろは英語という何とも奇妙な組み合わせですが、発音的にも特に違和感のない言葉なのも特徴の1つです。
「ぽんぺい」「ぽんぺ」も同じ意味?
この「ぽんぽんぺいん」は、略して「ぽんぺい」という形で見掛けることも少なくありません。
こちらでも意味は一緒で、それほどではないお腹の痛さを訴える為に使う表現です。
更に略した「ぽんぺ」でも、「ぽんぽんぺいん」と同じ意味で使うことができます。
しかし、ここまで略してしまうと、そこから語源まで辿るのは難しい(意味の説明がしにくい)と言えるでしょう。
それを気にしなければ、一番短くて便利な表現です。
「ぽんぽんぺいん」の類語や言い換え
「ぽんぽんぺいん」は、「お腹が痛い」ことなので、簡単に通常の表現に言い換えることができます。
- 「腹痛」【ふくつう】
- 「差し込み」【さしこみ】
「腹痛」【ふくつう】
お腹が痛いことは、普通はこの「腹痛」と表現します。
ただ、この「腹痛」では重症の場合も含むので、「軽い腹痛」程度がちょうど「ぽんぽんぺいん」といった状態です。
「差し込み」【さしこみ】
「急に差し込みがきた」と使うと、「急にお腹が痛くなった」という意味になります。
これは、昔から使われている表現で、それほどでもない時に使うことが多い為、時代こそ違いますが、「ぽんぽんぺいん」とよく似た意味の言葉です。
「ぽんぽんぺいん」は、ちょっとお腹が痛いといった時に使う言葉だと覚えておいてください。
それが酷い時には、もっと違う適した表現の方がきちんと状態を理解してもらえるでしょう。