「ブリバリ」とは?元ネタや意味など徹底解釈
ネットで「ブリバリ」という言葉を見かけることがあります。
一体何を意味しているのか紹介します。
目次
- 「ブリバリ」とは?意味
- 「ブリバリ」の出てくる漫画
- 「ブリバリ」の言葉の使用例
- 「ブリバリ」の表現を使用する際の注意点
「ブリバリ」とは?意味
「ブリバリ」の意味は以下の2つです。
- 「すごい・すげぇ」の意味
- 「絶好調で〜す!」の意味
「すごい・すげぇ」の意味
こちらは1980年代のヤンキー語で、ほぼ死語です。
何かスゴイことを言い表すのに「ブリバリだぜ」等として使われていました。
語源は定かではありませんが、当時の暴走族がバイクを「ブリブリバリバリ」と鳴らしながら走り回っていた様子を表したものと言われ、当時の10代の少年たちにとって「スゴくカッコいい」を象徴する言葉でした。
「絶好調で〜す!」の意味
こちらは人気のマンガのセリフが元ネタの意味です。
マンガの中に「ブリバリで〜す!」というセリフが出てきて、その時のシーンから「絶好調で〜す!」「元気で〜す!」という意味で使われる様になりました。
「ブリバリ」の出てくる漫画
「ブリバリ」の元ネタとなるマンガは、1990年代に少年マガジンに連載されていた「原作:佐木飛朗斗氏・漫画:所十三氏」による「特攻の拓(ぶっこみのたく)」という作品です。
主人公はいじめられっ子の「浅川拓」ちおう少年で、暴走族に入って段々と強くなっていくというストーリーです。
ヤンキーものとあり乱闘シーンも多いのですが、主人公の拓がキュートなキャラであることから人気が出ました。
この作品の中ではしばしば「ブリバリ」という表現が出てきて、読者やネットユーザーの間で使われる様になったのです。
「ブリバリ」の言葉の使用例
「ブリバリ」の使い方は以下の通りです。
- 「気合ブリバリ」【きあいぶりばり】
- 「ブリバリで〜す」【ぶりばりで~す】
「気合ブリバリ」【きあいぶりばり】
「気合いブリバリでいくぜ!」
非常に困難な状況になった時に、今一度渾身の力を振り絞って立ち向かう状況で使われます。
元ネタがヤンキーですので、理屈や常識よりも根性論が先にきます。
「ブリバリで〜す」【ぶりばりで~す】
「落ち込んでいるかと思ったら『ブリバリで〜す!』だそうだ、大丈夫だろう」
自分を敢えて絶好調と思い、ポジティブに捉える時に使います。
本当に元気でなくても、絶好調でなくても、この様に言うだけでポジティブな気持ちになり、積極的に行動できる様になるのです。
「ブリバリ」の表現を使用する際の注意点
「ブリバリ」は擬音語ですので、日常会話には不向きです。
ヤンキー系と間違われてしまう可能性があるので、相手の性格や雰囲気を弁えて使いましょう。
「ブリバリ」は「すごい・すげぇ」「絶好調で〜す!」という意味があります。
気持ち的に元気になりたいという時にネットスラングとして使ってみましょう。