「パソコン蛾物故割れた」とは?意味や使う理由・由来についても徹底解説!
スラング表現には、見たり、発音すれば、意味が分かるものも多いです。
しかし、この「パソコン蛾物故割れた」は、それだけで判断してしまうと、本当の意味には辿り着けません。
目次
- 「パソコン蛾物故割れた」とは?
- 「パソコン蛾物故割れた」の表現を使う理由
- 「○○蛾物故割れた」の応用でも使うことができる
- 「パソコン蛾物故割れた」は元々誤変換語?
「パソコン蛾物故割れた」とは?
「パソコン蛾物故割れた」は、「パソコンがぶっこわれた」と読める為、それを表現する為の言葉だということがすぐに分かります。
確かにその意味で使う言葉には代わりませんが、単に壊れたというだけでなく、ウイルスの類いによって壊れてしまった時に使う言葉です。
最近では、あるサイトにアクセスしただけでそのようなものに感染してしまい、それによってパソコンが壊れるという現象も少なくありません。
そういった時にも使う言葉できる表現です。
「パソコン蛾物故割れた」の表現を使う理由
ウイルスなどによってパソコンが壊れてしまった時に、「パソコン蛾物故割れた」と使うのは、いかにもそのようなものに「感染した」というイメージが出るからです(感染によって誤動作している感じが出ています)。
尚、「壊れた」とは言っても、ハード的な故障ではなく、ソフト的に破壊されたという場合がほとんどなので、OSから再インストールをすれば治る(きちんと動くように戻る)場合がほとんどです。
ただし、後からインストールしたソフト類や、ダウンロードしたデータなどは全て消えてしまうので、それなりにダメージとなることは覚悟しないといけません。
「○○蛾物故割れた」の応用でも使うことができる
パソコン以外にも、この「○○蛾物故割れた」と使われるのを見掛けます。
実際に「テレビ蛾物故割れた」や、「椅子蛾物故割れた」といったような使い方をされており、そのような対象に使っている場合、単に「壊れた」という意味になります。
この表現は、本来はパソコンやスマホなどのウイルス類に感染する可能性があり、それによる故障(先の説明のように、あくまでソフト面だけです)の場合のみに使います。
よって、テレビなどに使うのは誤用となりますが、それほど見掛けないながら、普通に「壊れた」という意味で使われている場合があります。
「パソコン蛾物故割れた」は元々誤変換語?
「パソコン蛾物故割れた」は、元は「ぱそこんがぶっこわれた」と一括で変換しようとして、このように出てきたのが由来だと言われてます。
その為、最初は単に「壊れた」という意味で使ったいましたが、前述のように、何かに感染した為に、誤動作によってそんな表示になったとイメージできることから、今ではウイルス類の所為で動かなくなった、明らかにおかしくなったという時に限って使われています。
「パソコン蛾物故割れた」は、誤変換から生まれて、意味が後付けされたという珍しい形のスラング表現です。
この表現を使うことにはならないように、日頃からセキュリティ対策には注意してください。