「お口ミッフィー」の意味!元ネタまで徹底解釈
「お口ミッフィー」とは、「黙ること・しゃべらないこと・静かにしてほしいこと」を意味する俗語です。
「お口ミッフィー」の「意味・元ネタ・誰のネタなのか?・死語なのか?」などについて、詳しく説明していきます。
目次
- 「お口ミッフィー」とは
- 「お口ミッフィー」の元ネタ
- 「お口はミッフィーちゃん」は誰のネタ?
- 「お口ミッフィー」は死語?
「お口ミッフィー」とは
「お口ミッフィー」という俗語(スラング)やネタは、「黙ること・しゃべらないこと・相手に静かにしてほしいこと」を意味しています。
相手がうるさくて黙ってほしい時や静かにしてほしい時に、「お口ミッフィー」という言葉を使うことができます。
また、自分自身が黙っているということを宣言する時に、「お口ミッフィー」というフレーズを使う人もいます。
小さな子供に対して「今は静かにしていようね」というニュアンスで使われることもあり、「お口ミッフィー」は「お口にチャック」とほぼ同じ意味を持つ言葉になっています。
「お口ミッフィー」の元ネタ
「お口ミッフィー」の元ネタは、オランダのデザイナーであるディック・ブルーナが描いた絵本に登場するうさぎのキャラクターの「ミッフィー」の口にあります。
ミッフィーの口はシンプルに「×(バツ・バッテン)」で描かれているため、「×の形で口を閉じている=黙っている・しゃべらない・静かにしなさい」という意味で解釈されるようになっていったのです。
「お口はミッフィーちゃん」は誰のネタ?
「お口はミッフィーちゃん」というネタはお笑い芸人のネタとして使われることがありますが、キンキキッズの堂本光一さんがライブ会場で騒いでいるファンに対して「お口はミッフィーちゃんやで(今からMCで話すからちょっと静かにしてね)」と諭した前例もあるとされています。
「お口はミッフィーちゃん」をお笑いネタとして好んで使う芸人としては、とろサーモンの久保田さんがいて、漫才をしている時に口の前で指をクロスして「お口はミッフィーちゃん」と客に言っています。
芸人のなだぎ武さんも、「お口はミッフィーちゃん(お口ミッフィー)」というフレーズを好んで使うことで知られます。
「お口ミッフィー」は死語?
「お口ミッフィー」は死語なのかというと、一般的・日常的に頻繁に使われる言葉ではありませんが、言葉の意味自体は多くの人に伝わると思います。
ただ、「小さな子供に静かにしてねと言い聞かせる場合」や「芸人・芸能人が明らかなネタとして使う場合」を除いては、わざわざ「お口ミッフィー」という必然性がないので、一般の人たちの間では「お口ミッフィー」が死語化している状態にあると言えるでしょう。
「自分の笑いのセンス・タイミング」を理解してくれそうな相手に対して、「お口ミッフィー」といえば少し笑ってくれる可能性はありますが、それ以外の相手や真面目な状況だと「この人は何を言っているんだろう?」という白けた目で見られる恐れはあります。
「お口ミッフィー」という言葉について徹底的に解説しましたが、「お口ミッフィー」には「黙っていること・しゃべらないこと・静かにしてほしいこと」などの意味があります。
「お口ミッフィー」の元ネタは、ディック・ブルーナが創作したうさぎキャラのミッフィーの口が「×(バツ)」になっていることにあります。
「お口ミッフィー」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。