「ガーサス」とは?意味や関連まで徹底解釈
テレビ業界で使われている業界用語は、何故かどれも前後を逆にしたものが多いのが特徴となっています。
目次
- 「ガーサス」とは?
- 「ガーサス」みたいな言葉
- 「ガーサス」を使用する際の注意点
- 「ガーサス」の初出は?
「ガーサス」とは?
「ガーサス」とは、冒頭のようなテレビ業界における業界用語で、「さすが」と言いたい時に使う言葉です。
「さすが」を「さす」と「が」に分けて、逆にしただけなので、一度聞けばすぐに意味が分かるでしょう。
この他にもテレビ業界では似たような言葉が多く使われていますが、その発祥は、昔にジャズ界でそういった言葉遊びが流行ったことだと言われています。
いつものようにその手の言葉を使っていたジャズ関係者からテレビ業界の人に伝わり、今ではそちらの方で主に使われるようになったという歴史のようです。
「ガーサス」みたいな言葉
この「ガーサス」のように、本来の言葉の前後が逆になっている、テレビ業界用語として有名な言葉をいくつか紹介していきます。
- 「ギロッポン」
- 「シースー」
「ギロッポン」
「六本木」のことを表現している言葉です。
「ろっぽん」と「ぎ」が逆になっており、このような最後の一文字だけを先頭に持ってくるという作りの言葉では、「クハラジュ」(「原宿」のことです)なども有名です。
「シースー」
こちらは、「寿司」という意味になります。
「す」と「し」を逆にして、それなりのアクセントと共に使っています。
「これからシースー食べに行かない?」などと使われることの多い言葉です。
「ガーサス」を使用する際の注意点
テレビ業界人や芸能人同士以外で、日頃からこの「ガーサス」のような業界用語を普通に使っていることはまずない為、ネット上であればまだしも、リアルでも使わない方がいいでしょう。
無闇にこの手の言葉を使っていると、下手に業界人ぶっていると思われてしまうだけです。
また、格好のいいものでもありません。
「ガーサス」の初出は?
この「ガーサス」は、テレビ業界人っぽく「さすが」と表現する為に、ネット上で作られた言葉だとも言われていますが、2013年に放送されたTOKYO MXテレビの「五時に夢中!」という番組中で、美保純氏がそう使ったことから、ネットや一般でも流行り始めたのが実際のようです。
その為、ネットで流行る前から元々業界用語だったという説が濃厚で、テレビ業界ではそれ以前から普通に使われている言葉のようです。
「ガーサス」は、「さすが」と表現したい時に使える言葉ですが、リアルではあまり使わない方がいいでしょう。
これは、「シースー」などでも同様です。