「モチーフ」とは?意味や類語
「モチーフ」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「モチーフ」という言葉を使った例文や、「モチーフ」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「モチーフ」とは?
- 「モチーフ」を使った例文や短文など
- 「モチーフ」の類語や類似表現や似た言葉
「モチーフ」とは?
みなさんは「モチーフ」という言葉を知っているでしょうか。
例えば、絵を描く時に、好きな人を「モチーフ」にした経験があるかもしれません。
一方で、「モチーフ」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「モチーフ」という言葉の意味を紹介します。
- 「モチーフ」のフランス語
- 「モチーフ」の意味
「モチーフ」のフランス語
「モチーフ」はフランス語が元になったカタカナ語です。
「モチーフ」をフランス語にすると、“motif”になります。
これを機会に、「モチーフ」は“motif”というフランス語が元になっていることを知っておきましょう。
「モチーフ」の意味
「モチーフ」には、「表現上の主題」という意味があります。
また「作品のテーマを導く動機になるもの」という意味があります。
例えば、好きな女性を絵の「モチーフ」にするという場合は、好きな女性を主題にして絵を描くとう意味になります。
彼女から連想させるイメージや、具体的なルックスなどを題材にして、絵を描くという意味になります。
このように「モチーフ」には、「表現上の主題」という意味があります。
「モチーフ」を使った例文や短文など
次に「モチーフ」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「モチーフ」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「モチーフ」を使った例文1
- 「モチーフ」を使った例文2
「モチーフ」を使った例文1
「夏休み中に見た虫を『モチーフ』にして、絵本を描く」
この例文のように、夏休みの宿題などの主題が、虫だったということがあるかもしれません。
夏休みの父や母の実家に遊びに行き、虫とりをした思い出をもとに、絵本を描いたり、オブジェを作ったりして、夏休みの課題を提出したことがあるかもしれません。
このように、何かを表現するための芯になるような物事を「モチーフ」と言います。
「モチーフ」を使った例文2
「失恋を『モチーフ』にして、ピアノ曲を作った」
この例文のように、音楽の主題に恋愛経験を選べます。
失恋した時の哀しい記憶を、音楽に変えると、切ないピアノ曲になるかもしれません。
他にも楽しい思い出や、懐かしい思いなども、音楽の「モチーフ」にできるでしょう。
楽器が演奏できる人は、心の中の様子を音楽に変えて、誰かに届けて見てはいかがでしょうか。
「モチーフ」の類語や類似表現や似た言葉
続いて「モチーフ」の類語や類似表現を紹介します。
「モチーフ」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「テーマ」【てーま】
- 「プロット」【ぷろっと】
「テーマ」【てーま】
「テーマ」は、「作品の主題」という意味があります。
「あるまとまった形や思想となる物」という意味もあります。
「人類の危機」を「テーマ」にしたSF小説を書くこともできますし、「ゾンビの世界」を映画の「テーマ」にすることもできるでしょう。
このように、作品の主題のことを「テーマ」と言います。
「プロット」【ぷろっと】
「プロット」は「小説や劇などの筋立て」という意味があります。
「プロット」は、作品を作るための骨組みのようなものです。
「プロット」を作ってから、作品作りをすると、まとまりのある作品作りができます。
物語が意図した方向と、違う方向に進み、戻ってこられないということがなくなるでしょう。
「プロット」という言葉について見てきました。
もしみなさんが、これから絵を描いたり、小説を書いたり、音楽を奏でたりするならば、「プロット」となじみが強くなるかもしれません。
これを機会に「プロット」とは何かを理解して、作品作りに活かしてみては、いかがでしょうか。