「フリーク」の意味!マニアとの違い
愛好者という意味の言葉には、その「度合い」によっていくつかの表現があります。
ここでは、それについて詳しく説明していきます。
目次
- 「フリーク」とは?
- 「マニア」との違い
- 「フリーク」を使った言葉と意味を解釈
- 「フリーク」の類語や言い換え
「フリーク」とは?
フリークは、前述の愛好者の中でも、かなり熱狂的にその対象に夢中になっている人たちを指して使う言葉です。
日本ではそれほど使用される表現ではありませんが、英語で“freak”と言えば、強烈にその対象を好きで好きでたまらないといった人たちのことになります。
よって、単なる愛好者というレベルの人に使う言葉ではなく、それこそ狂信的なほどに好きだという意味だと覚えておいてください。
「マニア」との違い
日本で強烈な愛強者のことを指すとなると、この「マニア」がよく使われる表現です。
確かに英語でも“mania”と言えば、その対象にかなり詳しく、夢中になっている人たちに対して使う言葉です。
その為、それほど区別される言葉同士でもありませんが、「フリーク」の方が一段上の表現となります。
それは、日本語でカタカナ語として使う場合でも同様です。
「フリーク」を使った言葉と意味を解釈
フリークを使った言葉と、その意味の解釈です。
マニアと比較すると、それほど使われる表現ではありませんが、これらは比較的よく見聞きします。
- 「映画フリーク」
- 「スキーフリーク」
「映画フリーク」
映画にとても夢中な愛好者を指して使う言葉です。
有名な映画はもちろん、世間では話題にならなかったような作品についても詳しく、劇中の名セリフなどについても一通り抑えており、DVDやブルーレイディスクでの鑑賞だけでなく、劇場まで毎週のように見に行くような人たちのことを指す言葉です。
「スキーフリーク」
冬場になると、毎週のようにスキーに出掛ける人たちのことを、このスキーフリークと呼んでいます。
現在では室内スキー場も多いですが、野外スキー場に拘る場合が多く、時には日帰りの強行日程も辞さないほどスキーを愛している人のことだと解釈していいでしょう。
「フリーク」の類語や言い換え
フリークの類語としては、先の「マニア」が一番近い意味ですが、その他の言葉も挙げてみます。
- 「ファン」【ふぁん】
「ファン」【ふぁん】
愛好者は、この「ファン」とするのが一番一般的です。
ただし、このファンにはそれほど夢中になっているというニュアンスはなく(英語の“fan”でも同様です)、単に好きだという程度の人でもこの「ファン」と使うので、より深いファンだと表現したい時には、ここで紹介している「フリーク」や「マニア」の方を使ってください。
「フリーク」は、「マニア」の上をいく愛好者のことだと覚えておけば間違いありませんが、日本語としては、マニアでもそれほど変わるものでもない為、無理に使うこともない言葉でもあります。