「ケミストリー」とは?スラングとしての意味や主な使われ方、元の英語についても解説!
「ケミストリー」は、ある歌番組から誕生した2人組のボーカルユニット名として有名ですが、どんな意味のある言葉なのでしょうか。
目次
- 「ケミストリー」とは?
- 「ケミストリー」のスラングでの意味
- 「ケミストリー」を使った言葉と意味を解釈
- 「チームケミストリー」の意味
「ケミストリー」とは?
ケミストリー(英語で“chemistry”)とは、「化学反応」や「相互作用」という意味で使う言葉です。
冒頭のボーカルユニットも、2人の間で化学反応が起こる(それによって、よりお互いの能力が引き出せる)ことや、相互作用による活躍を期待して付けられた名前だと言われています。
「化学」のことを英語で“chemical”(ケミカル)と表現するのは、知っている知っている人も多いでしょう。
例えば、三菱化学株式会社は、英語表記では“Mitsubishi Chemical Corporation”となり、こちらはカタカナ語としてそれなりに使われています。
ケミストリーは、その化学による反応のこと(そこから転じて、「相互作用」という意味でも使います)だと覚えると、分かりやすいかも知れません。
「ケミストリー」のスラングでの意味
英語での“chemistry”は、スラング表現としても使われる言葉です。
化学反応を起こすには、合成する物質自体の相性がとても大切です。
そこで、その「相性」という意味で用いることがあります。
“I wish they have good chemistry.”とすると、「彼らの相性がいいことを願う」という意味になります。
この“have good chemistry”で、「相性がいい」と使うことが多いです。
以下でも紹介しますが、日本語でもこの「ケミストリー」は、「相性」という意味で使うことができます。
「ケミストリー」を使った言葉と意味を解釈
カタカナ語で「ケミストリー」と使う際に、よく見聞きする形の意味を解釈していきます。
- 「ケミストリーが合う」
- 「ケミストリーが起こる」
「ケミストリーが合う」
先に挙げた、「相性」として使っている例になります。
「彼女とはとてもケミストリーが合うと思っている」などの形で、主に若者が使うスラング表現です。
「ケミストリーが起こる」
本来の意味の「化学反応」という意味で使っています。
「あの作詞家と作曲家の2人の間でケミストリーが起これば、とんでもない作品が生まれるかも知れない」といった使い方になります。
「チームケミストリー」の意味
チームケミストリーとは、スラングの意味での使い方からの発展で、チーム内の相性、つまりはチームワークのことを指して使う言葉です。
ゲームによっては、この「チームケミストリー」という言葉のまま、チームの完成度(チームワークの強さ)というステータスで使われていることがあります。
「ケミストリー」と聞くと、どうしてもあの2人組のボーカルユニットが浮かんでしまうかも知れませんが、ここで挙げたような意味(スラングとしても含めて)のある言葉だと覚えておきましょう。