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「おま環」とは?意味や類語!

ネット上では、若者が作った新しい言葉(スラング)が溢れ返っていますが、その中でも多いのが、この「おま環」のように、元の表現(意味)を縮めた言葉です。

おま環

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「おま環」とは?意味や類語!>


目次

  • 「おま環」とは?
  • 「おま環」の表現の使い方
  • 「おま環」の英語と解釈
  • 「おま環」を使った例文と意味を解釈
  • 「おま環」の類語


「おま環」とは?

「おま環」とは?

「おま環」とは、「お前の環境だけ」という表現を縮めて作られた言葉です。

この環境とは、主にシステムやデバイス機器周りのことを指します。

少し詳しく言えば、他の人のパソコンでは問題なく動くソフトが動かないなどと言い出した人に対して、「おま環が悪いんじゃないの?」といった形で使います。

この使い方での「環境」とは、パソコンのCPUやメモリ容量、画面のサイズなどのことになりますが、携帯電話の機器の種類だったり、色々な機器を接続したシステム構成自体に対して使うこともできます。

  • 「おま環」の読み方

「おま環」の読み方

「おま環」は、そのまま「おまかん」と読んでください。

「環」は、「わ」「たま」とも読める言葉なので、見聞きしたことがないと、それらで読んでしまうかも知れませんが、「環」「環境」の略だと分かると、間違えて読むことはないでしょう。



「おま環」の表現の使い方

「おま環」の表現の使い方

「おま環」は、先のようにシステム関係の「環境」の違いに対して使う為の表現ですが、応用として、「お前の周辺(の環境)だけ」という意味で使われる場合もあります。

その意味での使い方は、お前の知り合いの間や、近隣(地域や距離的なもの)でしかそんなことはない(起きない)と言いたい時で、 ごく一部の地域に雹が降ったような時に、「今日、すごい雹が降ったよな?」などと言った人に対して、「そんなのおま環だけ」のように使われます。

「おま環」の英語と解釈

「おま環」の英語と解釈

そのまま「おま環」と訳せる単語はない為、意味の「お前の環境だけ」に近い表現となる英語表現を考えると、“only your environment”となります。

“environment”は、「環境」を表す言葉で、システム周りの「環境」としても使える言葉です。

また、先の「お前の周辺だけ」という意味で使うなら、“just around you”がいいでしょう。



「おま環」を使った例文と意味を解釈

「おま環」を使った例文と意味を解釈

おま環を使った例文と、その意味の解釈です。

システム周りの意味で使っている例になります(ほとんどの場合、こちらの意味で使われます)。

  • 「おま環」を使った例文1
  • 「おま環」を使った例文2

「おま環」を使った例文1

「どう考えてもおま環」

パソコンや携帯電話などの話で、他の人は何も問題がないような時に、一人だけうまくいかないと言っている人に対して使う表現です。

この形のまま見掛けることも多いです。

「おま環」を使った例文2

「これは、恐らくおま環ってやつか」

上の例文のような一人だけうまくいかないといった人が、自ら使っている例になります。

自分の環境が悪い所為でそのソフトが動かなかったり、何かの目的が達成できないという時に、その原因が自分のシステム周りにあると思って使う形です。

「おま環」の類語

「おま環」の類語

「おま環」は、下の言葉から派生して作られた言葉だと言われています。

意味は全く違いますが、成り立ちはよく似ています。

5-1 . 「おま国」【おまこく】

この「おま国」は、「お前の国が気に入らない」を略した言葉です。

何故このような言葉ができたのかと言えば、ある海外のソフトのダウンロード販売サイトで、日本(のIP)からアクセスだと、購入ができないことがあった為です。

それに対して、「お前の国が気に入らない」と言われているようだと解釈した誰かが、自然とこの「おま国」という言葉を使い始めました。

日本は何かと表現に厳しいことから、過激なそれが含まれる海外のソフトは購入できないことがあるのです。

「おま環」とは全く意味の違う言葉ながら、「お前の〜」というニュアンスは、「おま国」にそのまま受け継がれています。

icon まとめ

「おま環」は、言い方を変えると、「そっちのシステム周りの環境に原因がある」と受け取れます。

その為、使われたときには、どこにうまくいかない原因があるのかの切り分け(対象が悪いのか、自分の環境が悪いのか)になると考えることもできる言葉です。