「春っぽい名前」とは?意味や類語!春っぽい名前の具体例
人間の名前は、何かしらの意味を込めて(何かにちなんで)付けられるものだと言っていいでしょう。
その名前を決める際のきっかけの1つに挙げられるのが季節です。
目次
- 「春っぽい名前」とは?
- 「春っぽい名前」の具体例
- 「春っぽい名前」のメリット
- 「春っぽい名前」の類語や言い換え
「春っぽい名前」とは?
春っぽい名前とは、いかにも春を連想させるような名前のことです。
そのまま「春」が入った「春子」(はるこ)などはもちろん、春にしか咲かない「桜」を使った「桜子」(さくらこ)のような名前も充分に春っぽい名前です。
このような名前が付けられるには、冒頭で挙げたような理由があることがほとんどで、その子供が生まれた時期が春だったという場合や、両親が出会ったのが春だった、または両親のどちらかの名前に「春」という漢字が使われているといったような場合が多いと言えるでしょう。
- 「春っぽい名前」の読み方
「春っぽい名前」の読み方
「春っぽい名前」は、「はるっぽいなまえ」とそのまま読んでください。
「春」があるように、「夏」っぽい名前や「秋」っぽい名前も存在し、やはりそれぞれの季節にちなんだ理由から付けられることがほとんどです。
他の季節とは違い、「春」は新しい生活や何かのスタートの時期という意味合いもある為、季節にちなんだ名前の中では一番好まれて(季節そのものの示唆だけでなく、上の意味を込めて付けることもあることから)付けられる名前です。
「春っぽい名前」の具体例
上でも少し挙げましたが、この「春っぽい」と言える具体的な名前です。
男女ともに「定番」とも呼べる名前が存在します。
- 女の子向けの春っぽい名前
- 男の子向けの春っぽい名前
女の子向けの春っぽい名前
女の子の春っぽい名前と言えば、やはり「春子」が一番の定番です。
そして、「春江」(はるえ)や「春美」(はるみ)、「春香」(はるか)などもよく見掛ける名前となっています。
また、先の「桜子」のように、「春」とは直接使わず、それを連想させる漢字が入った春っぽい名前もたくさんあります。
春の表現の代表とも言える「桜」を使った、そのままの「桜」(さくら)や「美桜」(みお)や、春の暖かくなった日差しから連想した「陽」では、「陽子」(ようこ)」、「陽菜」(ひな)などが代表的です。
漢字を使わずに、仮名で「さくら」や「みお」といった名前にしても、同じく春っぽい名前になります。
男の子向けの春っぽい名前
男の子の場合は、「春雄」(はるお)、「春樹」(はるき)などが代表的な名前です。
女の子とは違って、あまり「桜」という漢字を用いることはないので(女の子の名前っぽくなってしまいます)、そのまま「春」と使うか、そこから連想される漢字が使われた名前になります。
後者では「陽介」(ようすけ)、「陽人」(はると)などが人気の名前です。
特に「陽人」は、読みに「はる」と入るので、漢字だけでなく、名前自体に春っぽいイメージが満載です。
ですが、女の子と比べると、男の子で春っぽい名前はそれほど見掛けません。
これは、春という季節のイメージ自体が女の子の名前に向いているからかも知れません。
「春っぽい名前」のメリット
春っぽい名前が付けられていると、何かしら「春」に由来があるのだと想像できます。
そこから会話の糸口になることも少なくなく、時にはビジネスで役に立つような場面も見られます。
直接的にではないものの、季節からちなんで付けられた名前には、そんなメリットもあるものです。
「春っぽい名前」の類語や言い換え
「春っぽい名前」と似た意味の表現ですが、ほとんど同じなのでどれで表現しても構いません。
- 「春らしい名前」【はるらしいなまえ】
- 「春にまつわる名前」【はるにまつわるなまえ】
「春らしい名前」【はるらしいなまえ】
春「っぽい」を「らしい」としただけで、こちらが使われることも多いです。
年配の人には、「っぽい」という若者言葉風なニュアンスより、この方が好まれる表現です。
「春にまつわる名前」【はるにまつわるなまえ】
「まつわる」とすることで、それに関係していることが表現できます。
こちらにも若者らしい響きがない点と、多少詞的な表現なのが特徴です。
「春っぽい名前」は付けられるには、それなりの理由があるものです。
自分がそのような名前で、今まで気にしたことがなかったという人は、そのルーツを両親(または名付け親)に聞いてみるのもいいでしょう。