「圧が強い」とは?意味や類語!表現の使い方
「あの人は圧が強い」という言葉をきくことがあります。
一体どの様な意味なのか、例文なども併せて紹介します。
目次
- 「圧が強い」とは?意味
- 「圧が強い」の表現の使い方
- 「圧が強い」の英語と解釈
- 「圧が強い」を使った例文と意味を解釈
- 「圧が強い」の類語や言い換え
「圧が強い」とは?意味
「圧が強い」の概要を紹介します。
- 「圧が強い」の読み方
- 「圧が強い」の意味
「圧が強い」の読み方
「圧が強い」は「あつがつよい」とよみます。
特に難しい言葉ではありませんが、最近流行り始めた表現で辞書に載っていないこともあります。
「圧が強い」の意味
「圧が強い」の意味は「黙っていても存在感があり、言いたことが伝わって来る様子」です。
その人と話している時に、特に怒ったり大きな声で話している訳ではないのですが、押される様な雰囲気を感じてしまうことを言います。
人によってはその雰囲気に押し流されてしまい、言いたいことが言えずに相手の思い通りにしてしまうこともあります。
「圧が強い」の表現の使い方
「圧が強い」が使われるのは以下の様なシーンです。
- 目力が強い人に対して
- 自信に満ちた人に対して
- 寡黙な人に対して
目力が強い人に対して
「圧が強い」が使われるのは、人と接する時に大きく目を見開き、しっかりと相手の目を見つめる、いわゆる「目力が強い人」に対してです。
人はじっと見つめられると居心地が悪く感じられるものです。
本人は、意図的に目力を使っていることもありますが、目が悪かったり相手のいうことを一生懸命理解しようとしているだけのこともあります。
自信に満ちた人に対して
話をする時に自信に満ちて「絶対に自分が正しい」「絶対にこうするべき」と言う人に対して「圧が強い」と言います。
あまり自信過剰だと相手の気持ちになって考えられず、一方的に考えを押し付けてしまうので強い圧力を感じてしまうのです。
寡黙な人に対して
いつも黙っているのですが、最後に核心を付く様な意見を言ったり、答えに困る様な質問をしてくる人に対して「圧が強い」と言います。
ビジネスで上司にこの様なタイプの人がいると、部下が上司の顔色を見ながら仕事をする様になります。
常に上司の圧力を感じながら仕事をするのでストレスが溜まり易くなります。
「圧が強い」の英語と解釈
“My boss has a strong presence.”
「私の上司は圧が強い」になります。
“strong presence”で「強い存在感=圧が強い」として使えます。
「圧が強い」を使った例文と意味を解釈
「圧が強い」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「圧が強い」を使った例文1
- 「圧が強い」を使った例文2
「圧が強い」を使った例文1
「息子の担任教師と面談をした時に非常に圧が強いと感じた」
学校で教師と保護者との面談があったのですが、担任が熱心なあまりに喋り過ぎて保護者が押され気味だった様子を表しています。
少し押しつけがましいタイプの教師であることが伝わります。
「圧が強い」を使った例文2
「母親の圧の強さに訪問セールスも諦めて帰っていった」
しつこい訪問販売員に対して母親が毅然とした態度で振る舞い「だまされないよ」という雰囲気を出したところ、相手も諦めて退散したことを表しています。
悪質な業者だと逆ギレすることもあるのですが、それをさせない威圧感が漂っていたのです。
「圧が強い」の類語や言い換え
「圧が強い」の類語を紹介します。
- 「押され気味」
- 「気迫負けする」
- 「有無を言わさぬ」
「押され気味」
「相手のエネルギーが強く感じられて自分の気持が弱くなってしまいそうな様子」です。
相手が図々しかったり強引なの態度で接してきた時に使われます。
「気迫負けする」
「相手の意気込みが強くてひるんでしまうこと」です。
「有無を言わさぬ」
「こちらに選択の余地を与えない程強い雰囲気を持っている様子」です。
「圧が強い」は「黙っていても存在感があり、言いたことが伝わって来る様子」のことです。
こちらが弱気になってしまうそうな程圧倒的な雰囲気を持っている人に対して使ってみましょう。