「ネチネチ」とは?意味や類語!表現の使い方
「ネチネチ」という言葉は日常会話などでもわりと頻繁に使う機会が多いのではないでしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「ネチネチ」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「ネチネチ」とは?意味
- 「ネチネチ」の表現の使い方
- 「ネチネチ」と「サバサバ」の違い
- 「ネチネチ」を使った例文と意味を解釈
- 「ネチネチ」の類語や言い換え
「ネチネチ」とは?意味
「ネチネチ」とはねばつく、ねとねとするといった意味と、性格、やり方がしつこいこと、あっさりしていないこという意味と二通りあります。
「ネチネチ」の表現の使い方
「ネチネチ」という言葉は日常的な会話においてわりと使われる機会が多いかと思います。
人のやり方、性格などしつこい、あっさりしていないといったことに対して「あいつはネチネチしている」とか「ネチっこい性格だからな」と悪口的に使われる言葉です。
ちなみに、単純に物がねばつくことを言う場合もあります。
「キャラメルが口の中でネチネチするのが好きじゃない」「ガムを踏んで靴底がネチネチする」といった使い方です。
どちらの意味合いの「ネチネチ」なのかは会話、文章の前後、流れなどで簡単に判断はつくでしょう。
- 「ネチネチした性格」
- 「ネチネチ言われる」
「ネチネチした性格」
よく使われる言葉です。
しつこい、陰湿といった人のことを言うことが多いです。
「ネチネチ言われる」
いつまでも同じことをくどくど言う、嫌味っぽくしつこく言うといった場合に「ネチネチ言われる」と言い表します。
「ネチネチ」と「サバサバ」の違い
「ネチネチ」はねばつく、しつこいといった意味がある言葉です。
一方で逆の意味として使われるのが「サバサバ」ではないでしょうか。
意味は性質などさっぱりしているさま、物事にこだわらない様子などを言います。
「サバサバとした人」「サバサバした性格」などと使います。
また面倒なこと、嫌なことと縁が切れて、さっぱりした気分、様子なども「別れてサバサバした気持ちだよ」などと言い表します。
「ネチネチ」と「サバサバ」は逆の意味であるということを覚えておきますとわかりやすいのではないでしょうか。
「ネチネチ」を使った例文と意味を解釈
「ネチネチ」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、参考にしてみてください。
- 「ネチネチ」を使った例文1
- 「ネチネチ」を使った例文2
「ネチネチ」を使った例文1
「ネチネチした性格なのでしつこいと思う」
「ネチネチ」とした人は基本的にしつこい、執念深いタイプが多いと想像ができます。
「ネチネチ」を使った例文2
「きっと、いつまでもネチネチ文句を言い続けるだろう」
納得せず、恨み、いつまでも文句を言い続けることを「ネチネチ」という言葉え言い表しています。
そのような人に執着されますと非常に迷惑でストレスになります。
「ネチネチ」の類語や言い換え
「ネチネチ」の類語、似た言葉、言い換える言葉などをいくつか紹介しましょう。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「くどくど」
- 「しつこい」
- 「まとわり付くように」
「くどくど」
「くどくど」とはしつこく繰り返して言うという意味です。
「くどくどうるさい」「くどくど言われる」などと使います。
「しつこい」
「しつこい」とは一つのことに執着して離れようとしない、執念深いことを言います。
「まとわり付くように」
「まとわり付く」とは物が巻くように、からみつくことを言います。
また絶えず離れない、つきまとうという意味でもあります。
「嫌味を言う為に、部下にまとわり付く」「まとわり付くように、いつまでも離れない」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「ネチネチ」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「ネチネチ」とした言動は非常に迷惑がられますし、性格が悪い人の代名詞のような言葉でもあります。
人に対して使う時は悪い意味であることがほとんどですから使い方にも注意しましょう。