「それは竹」とは?詳しい意味や元ネタ・成り立ちなどを解説!
ネット上で(笑)と表現する為の言葉には、様々な種類があります。
ここで詳しく紹介していく「竹」もその中の1つです。
目次
- 「それは竹」とは?
- 独自の活用方法
- 「それは竹」の元ネタはある?
「それは竹」とは?
「竹」は、前述のようなネット上で(笑)と表現する為の言葉の1つです。
この言葉を語るには、(笑)から派生して作られたその他の言葉についても説明しなくてはいけません。
まず、(笑)はローマ字入力で「warai」となることから、それを略して「w」と使われるようになったのは有名です。
今でも「そんなことはないだろw」のような形でごく普通に使われています。
その「w」を「www」と重ねて使う表記がまるで草が生えているように見えることから、「草」が(笑)と同等の意味で使われるようになり、それよりも大きな存在の「竹」が、(笑)より大きい笑いという意味(「爆笑」に相当します)で用いられるようになったという次第です。
独自の活用方法
「竹」には、「w」や「草」とは異なる独特の活用方法があります。
それについて説明していきますが、「竹」が「爆笑」のことだと分かれば、自然に理解できると思います。
- 「破竹の勢いTTTT」
- ケケケケケ
「破竹の勢いTTTT」
「竹」という言葉なだけに、その漢字が入った「破竹の勢い」という慣用句を意味ごと借りて、「笑いが止まらない」という意味で使う表現です。
「TTTT」は、「take」(竹のローマ字入力)の頭文字で、「wwww」のような使い方をしていると考えると分かりやすいでしょう。
ケケケケケ
「竹」は、上のように「T」と使うことがあり、「何だそりゃTTTTT」といったような使い方もされています。
最近ではその「T」を半角カタカナにして、「ケ」と用いられることも増えてきており、「何だそりゃケケケケケ」としても上と同じ意味になります。
尚、「T」や「ケ」の数に特に指定はなく、「www」と同じように続けるほど大きな意味になると解釈していいでしょう。
「それは竹」の元ネタはある?
「草」から発展したと紹介した「竹」ですが、そのきっかけとなったのは、2014年に発売された「モンスターハンターフロンティアG」というゲーム登場したイナガミというキャラクターです。
このキャラクターには、竹を成長させるという面白い能力があり、その様子がよく「また竹生やしたわwww」といった形で表現されたことから、次第に「竹」自体が「w」の代わりに使われるようになりました。
そして、その前からあった「草」より見た目の存在が大きいことから、その「草」が指す(笑)より大きな「爆笑」の表現として定着しました。
よって、「それは竹」は、「それは爆笑でしょ」と置き換えて解釈できる訳です。
「それは竹」は、ネット上で普通に使われるようになったと考えていいでしょう。
一番見掛けるのは2ちゃんねる内ですが、今では他の掲示板やSNSにも広がっている表現です。