「ホイ卒」とは?意味や使い方・類語・例文を解説!
学歴を表す言葉には色々ありますが、最近聞くようになったこの「ホイ卒」とは、一体どんな意味なのでしょうか。
目次
- 「ホイ卒」とは?
- 「ホイ卒」の表現の使い方
- 「ホイ卒」の語源
- 「ホイ卒」の類義語
- 「ホイ卒」を使った例文と意味を解釈
「ホイ卒」とは?
ホイ卒とは、「保育園卒園をした人」という意味で使います。
実際には違いますが、幼稚園を卒園した児童の家庭の方が、保育園を卒園した児童の家庭より裕福と思われている傾向があることから、幼稚園を卒園した人が保育園を卒園した人を煽る意味で使われます。
- 「ホイ卒」の読み方
「ホイ卒」の読み方
「ホイ卒」は、「ほいそつ」と読んでください。
小学校卒業という意味の「小卒」は「しょうそつ」となり、この手の言葉の「卒」は、そのまま「そつ」と読めば問題ありません。
対象が保育園なので、「保育卒」や「保卒」とも表記されそうなものですが、カタカナにすることでより馬鹿にする意味合いが込められる為、「ホイ卒」と使うのが普通です。
「ホイ卒」の表現の使い方
実際には違いますが、困窮している家庭の児童を保育園にあずけているとの思い込みのイメージから、家庭環境の悪さを煽るときに使います。
「ホイ卒」の語源
「ホイ卒」は、保育園卒ということが語源です。
発祥は2ちゃんねるの掲示板の1つ、なんでも実況J(なんJ)です。
「ホイ卒」の類義語
ホイ卒と同様に使われることのある言葉です。
正直なところ、五十歩百歩な言葉で、わざわざ使い分ける必要もありません。
- 「幼卒」(ようそつ)
「幼卒」(ようそつ)
こちらは「幼稚園卒園」という学歴に対して使う表現です。
保育園は原則的に教育は行いませんが、幼稚園はまかりなりにも教育機関の1つなので、「ホイ卒」よりこちらの方がまだ上だという意味になります。
また、お金に裕福な家庭環境の児童が通うと言った勝手なイメージから「ホイ卒」に対してマウントを取る意味合いで使います。
「ホイ卒」を使った例文と意味を解釈
「ホイ卒」を使った例文と、その意味の解釈です。
いい意味で使うことはない言葉なので、使わないに越したことはありません。
- 「ホイ卒」を使った例文1
「ホイ卒」を使った例文1
「これだけ言っても分からないとか、お前はホイ卒かよ」
これは保育園では幼稚園と違い、お昼寝をするため幼稚園児に比べ劣るという勝手なイメージから、理解力に乏しいことに対して、馬鹿にして使っています。
この「ホイ卒」などという言葉は使わないに限ります。