「妻帯者」とは?意味や類語!表現の使い方を紹介
「妻帯者」という言葉の意味や使い方を紹介します。
また「妻帯者」という言葉を使った例文や、「妻帯者」の類語を紹介して行きます。
さらに「妻帯者」に見られる特徴を紹介して行きます。
目次
- 「妻帯者」とは?
- 「妻帯者」の使い方
- 「妻帯者」の類語や類似表現や似た言葉
- 「妻帯者」を使った例文や短文など
- 「妻帯者」の反対語
- 「妻帯者」に見られる傾向
「妻帯者」とは?
「妻帯者」という言葉を知っているでしょうか。
「Aさんは妻帯者なので、恋愛対象になりません」などという会話をした経験があるかもしれません。
一方で、「妻帯者」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「妻帯者」という言葉の意味を紹介します。
- 「妻帯者」の読み方
- 「妻帯者」の意味
「妻帯者」の読み方
「妻帯者」は「さいたいしゃ」と読みます。
「つまおびしゃ」などと読み間違えないように気を付けましょう。
これを機会に「妻帯者」は「さいたいしゃ」と読むようにしましょう。
「妻帯者」の意味
「妻帯者」には、どのような意味があるでしょうか。
「妻帯者」には、「妻を持っている人」「結婚している男性」という意味があります。
「妻帯」には「妻を持つこと」という意味があります。
先ほどの「Aさんは妻帯者なので、恋愛対象になりません」という文章は、「Aさんは結婚して奥さんがいるため、恋愛対象にならない」という意味があります。
恋愛したら不倫になってしまうため、それを避けたいという意味もあります。
このように「妻帯者」には、「妻を持っている人」「結婚している男性」という意味があります。
「妻帯者」の使い方
「妻帯者」という言葉の使い方を紹介します。
「妻帯者」には「妻を持っている人」「結婚している男性」という意味があるため、既婚者に対して使いましょう。
例えば若くして結婚した男性に対しては、「彼は若くして妻帯者になった」などと言えます。
また恋愛の場面では、既婚者と恋愛しないよう、不倫しないよう注意を促す時に、「妻帯者」という言葉を使うことがあります。
「彼は確かに素敵だけど、妻帯者のため」という場合は、素敵な男性であっても、奥さんがいる人を好きになったらダメだという意味があります。
「妻帯者」の類語や類似表現や似た言葉
次に「妻帯者」の類語や類似表現を紹介します。
「妻帯者」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「既婚者」【きこんしゃ】
- 「夫」【おっと】
- 「婿入り」【むこいり】
「既婚者」【きこんしゃ】
「既婚者」には「結婚した人」という意味があります。
男性も女性も、結婚した人は「既婚者」と呼べます。
「既婚者」という言葉には、身を固めたというイメージがあります。
しかし最近は、「既婚者」だけを集めて婚活パーティのような合コンがあるなど、「不倫」とは一味違う刺激的な場所があるようです。
「夫」【おっと】
「夫」には「結婚している男性」という意味があります。
「妻帯者」と同じ意味があり、「夫」は「既婚者」のひとりです。
奥さんが自分の伴侶を「私の夫は、酒癖が悪い」など、「夫」と呼ぶことが多くなっています。
「婿入り」【むこいり】
「婿入り」には、「婿になって、嫁の家の籍に入ること」という意味があります。
それまで使っていた名字から、妻の名字になるため、男性の中には抵抗がある人もいるかもしれません。
「妻帯者」を使った例文や短文など
続いて「妻帯者」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「妻帯者」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「妻帯者」を使った例文1
- 「妻帯者」を使った例文2
「妻帯者」を使った例文1
「結婚して『妻帯者』になると、仕事に臨む態度が変わる」
この例文のように、結婚して「妻帯者」になると、一家の大黒柱としての自覚ができて、仕事に対して真剣に取り組む人がいます。
「早く身を固めろ」と上司が言うのは、このような変化が起こるのを期待しているからかもしれません。
「妻帯者」を使った例文2
「『妻帯者』を好きになる癖がある」
この例文のように、「妻帯者」を好きになってしまう女性がいます。
もし恋愛が成就すれば不倫関係になってしまうため、幸せになりにくいタイプの女性と言えるでしょう。
奥さんから横取りする楽しみを味わいたい女性もいれば、「妻帯者」にある、女性に対する余裕を感じ、好きになるなど理由は様々でしょう。
「妻帯者」の反対語
「妻帯者」と反対の意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
そこで「妻帯者」と反対の意味を持つ言葉を紹介します。
- 「独身」【どくしん】
- 「バツイチ」【ばついち】
「独身」【どくしん】
「独身」は「独り身の人」という意味があります。
まだ結婚していない人、結婚したけれど離婚して独り身になっている人を「独身」と呼びます。
「バツイチ」【ばついち】
「バツイチ」は、「結婚して離婚した人」で、さらに「一度目の離婚をした人」という意味があります。
「妻帯者」に見られる傾向
最後に「妻帯者」になると、見られる傾向を紹介します。
独身時代と行動が変わるとされる「妻帯者」の変化はどのようなものでしょうか。
- 「付き合いが悪くなる」【つきあいがわるくなる】
- 「帰り時間が早くなる」【かえりじかんがはやくなる】
- 「女性と二人きりになるのを避ける」【じょせいとふたりきりになるのをさける】
「付き合いが悪くなる」【つきあいがわるくなる】
結婚するまで飲みに誘えば間違いなく遊びに来た人が、「妻帯者」になった途端、来なくなります。
このように「妻帯者」になると、「付き合いが悪くなる」傾向があります。
特に子供ができると、子育てで忙しく遊ぶ時間が無くなります。
また家庭を顧みず遊びに行く夫を、妻が快く思わないため、仕方なく付き合いが悪くなる人もいます。
さらにお小遣いを妻に管理されるため、遊ぶお金がないという事情もあります。
「帰り時間が早くなる」【かえりじかんがはやくなる】
「妻帯者」は「帰る時間が早くなる」傾向があります。
早く家に帰って奥さんと会いたいと思う男性もいれば、夫が遅くまで帰ってこないことを怒る妻が許さないため、早めに家に帰る人もいます。
全体的に「妻帯者」は帰りが早く、飲み会に参加しても、一次会で家に帰るなど、早めに切り上げる傾向があります。
「女性と二人きりになるのを避ける」【じょせいとふたりきりになるのをさける】
「女性と二人きりになるのを避ける」のも、「妻帯者」の特徴でしょう。
女性と噂になり、不倫の噂が立つのを避けるため、または気の迷いが起こって、実際に不倫関係になるのを避けるためかもしれません。
「妻帯者」という言葉について見てきました。
結婚した男性、奥さんがいる男性のことを「妻帯者」と簡潔に表現できる、便利な言葉です。
みなさんの周りにいる結婚している男性に対して、「妻帯者」と言う言葉を使ってみましょう。