「イキリオタク」とは?意味や類語!表現の使い方!
若い人の間では「イキリオタク」という言葉を聞いたり、使っている人が結構いると思います。
しかし、年配の方々にとっては理解することが難しいかもしません。
そこで今回は、皆さんが理解できるようにこの「イキリオタク」について説明をしていきたいと思います。
目次
- 「イキリオタク」とは?意味
- 「イキリオタク」の表現の使い方・注意点
- 「イキリオタク」の英語と解釈
- 「イキリオタク」の類語や似た表現
- 「イキリオタク」を使った例文と意味を解釈
「イキリオタク」とは?意味
「イキリオタク」とは、「イキる」という言葉に「オタク」が足された言葉ですが、「イキる」は「意気がる(いきがる)」の略語で、TwitterなどのSNSでよく目にするネットスラングの1つです。
主に「オタクがイキる」、「イキってる」という言い回しがよくツイートされており、オタクなのに、「ネットの世界では態度が異常に大きくなったり、女性にモテるようにアピールをしている人」のこと指しています。
簡単に言うと「イキリオタク」は、「調子に乗った痛いオタク」という解釈になります。
- 「イキリオタク」のイキルとは?
「イキリオタク」のイキルとは?
「イキリオタク」で出て来る「イキル」とは「イキリ」から変化した言葉ですが、元々は「偉そうにしている」、または「調子に乗っている」といったような「痛い人」を指している言葉です。
さらに、「異性にモテるアピールをしている」という意味にまで解釈が広がっていったのです。
「イキリオタク」の表現の使い方・注意点
「イキリオタク」は、SNSの中でしか偉ぶることができないオタクのことを指して、非難するような意味合いで使われています。
「イキリオタク」の英語と解釈
「イキリオタク」を英語で訳すことは難しいのですが、“Irritant”という言葉が当てはまるかもしれません。
意味は「刺激性」や「イライラさせるもの」といったことを指していることから、何となく理解することができるでしょう。
「イキリオタク」の類語や似た表現
twitterなどのSNSでは「イキリオタク」の意味に似ているスラングがありますが、主にい次のような言葉が思い出されます。
- 「ネットヤンキー」
- 「デジタルゴリラ」
「ネットヤンキー」
「ネットヤンキー」というネットスラングが「イキリオタク」に近い意味がありますが、「ネット上の掲示板などで強い態度を取る人のこと」を指しています。
このような人達に対して嘲笑して使われていますが、かない語気を荒らげた過激な書き込みを行っています。
他人のちょっとした言葉尻を見て、すぐに絡んて来るような行動を取るのですが、自己顕示欲の強い傾向の人間かもしれません。
「デジタルゴリラ」
「デジタルゴリラ」も似たような意味があり、「インターネットの世界だけに妙に威勢がいい人のこと」を指しています。
それまでは、このような人を「ネット弁慶」と呼んでいたのですが、「デジタルゴリラ」に変わってきたと言われています。
「イキリオタク」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「イキリオタク」を使った例文を見て行くことにしましょう。
- 「イキリオタク」を使った例文1
- 「イキリオタク」を使った例文2
「イキリオタク」を使った例文1
「ネットの世界だけで大きいことしか言えないイキリオタクはどうぞ退場してください」
インターネットの掲示板で、妙に強気で威張っている「イキリオタク」を見ると、こんなセリフを書き込みたくなります。
と言うか、実際にこのような書き込みが既にされています。
「イキリオタク」を使った例文2
「イキリオタクって、どういてマジ切れしたら、記憶がぶっ飛ぶんだろう?」
ネットの世界でも、切れて冷静なことが言えなくなる人間もいるようです。
そのようなタイプの「イキリオタク」となると、かなり面倒臭いタイプの人でしょうが、実際に横にいるよりはまだネットの世界でとどまっているので、マシかもしれません。
インターネットの世界では、色々な人が自分の思いを掲示板に書き込んでいますが、見ている人が嫌な気持ちになるようなことは、避けてほしいものです。
特に「イキリオタク」のような人達がいるだけで、せっかくの掲示板も台無しです。