「忘るまじおじさん」とは?意味や「忘るまじ」の意味
世の中では、ちょっとしたきっかけから、そのように呼ばれることになってしまう人が居るものです。
この「忘るまじおじさん」は、そのいい例だと言えるでしょう。
目次
- 「忘るまじおじさん」とは?
- 「忘るまじおじさん」の由来
- 「長岡亮介」とは?
- 「忘るまじ」の意味
「忘るまじおじさん」とは?
「忘るまじおじさん」とは、「浮雲」という名前でも活動している、長岡亮介氏というギタリストのことです。
2012年に解散した東京事変というバンドの元メンバーで、現在では、そのバンドで同じくメンバーだった椎名林檎氏のソロ活動や、星野源氏の音楽活動のサポートメンバーとしての活躍が有名です。
この長岡亮介氏は、テレファントムと呼ばれる独特のフォルムを持つギターの愛用者としても有名で、そのような楽器で構成されるカントリーミュージックのバンド活動も行っています。
「忘るまじおじさん」の由来
何故、長岡亮介氏が「忘るまじおじさん」と呼ばれているのかと言えば、椎名林檎氏の「長く短い祭」という曲にコーラスとしても参加している長岡亮介氏が、「忘るまじ」と歌う部分がある為です。
この部分は、ライブでも長岡亮介氏が歌うパートとなっており、その為に「忘るまじおじさん」と呼ばれることになったという次第です。
「長岡亮介」とは?
長岡亮介氏は先のように、解散した東京事変の元メンバーです。
そのバンドでは「浮雲」と名乗っていまいしたが、本名の長岡亮介名義では「ペトロールズ」というバンドで、リードボーカルとギター担当の代表を勤めています(このバンドは、現在でも活動中です)。
東京事変の活動中には、同バンドで主にコーラスとギター(バンドとしては2代目)の担当で、時には打楽器を使うこともあったバンドの中心メンバーの1人でした。
「忘るまじ」の意味
「忘る(わする)まじ」は、古典仮名遣いで「決して忘れない」という意味になる言葉です。
「長く短い祭」という曲は、歌詞が全てそのような言葉で構成されている曲で、口語では気付かない部分にも、歌詞カードを見ると、「思ひ出」や「出会ひ」といったような古典仮名遣いが並んでいます。
尚、「忘るまじ」の他に、「隠すまじ」(決して隠さない)、「逃す(のがす)まじ」(決して逃がさない)の部分も長岡亮介氏が歌っています。
「忘るまじおじさん」の長岡亮介氏は、一般にはそれほど知られていないかも知れませんが、自身のバンドも持つ音楽業界では著名なミュージシャンの1人です。
椎名林檎氏のファンであれば、必ず知っていると言ってもいいほどです。