「リクスー」とは?意味や一般的な「リクスー」の解説・英語や例文も!
毎年就活のシーズンになると、巷でよく聞くのがこの「リクスー」です。
スラングながら、今では普通に使われています。
目次
- 「リクスー」とは?意味
- 一般的な「リクスー」の色
- 「リクスー女子」とは?
- 「リクルートスーツ」は和製英語?実際の英語での使い方
- 「リクスー」を使った例文と意味を解釈
「リクスー」とは?意味
リクスーとは、「リクルートスーツ」を表すスラングです。
つまり、就活用の比較的地味なスーツのことで、大手の紳士服店ではそのようなスーツの上下と、白のYシャツ、黒の靴下、男性であればネクタイもセットになったお得な販売品が毎年季節によって用意されます。
男性であればと書いたように、女性の就活用のスーツもこの「リクスー」と表現します。
共に就活時だけでなく、新入社員になってからもしばらく着用するものです。
一般的な「リクスー」の色
リクスーと言えば、紺と決まっていると言っても過言ではありません。
就活でそれ以外の色のスーツはまず着用しないものです。
下手な色のスーツを着て行ってしまうと、それだけでマイナスポイントになると考えてもいいほどです。
しかし、外資系の企業やベンチャー企業では、あまりそのようなことを気にしない会社も増えてきており、その手の会社への就活での訪問には、黒や灰色のスーツ姿も珍しくなくなってきています。
中には私服で構わないという会社もあります。
「リクスー女子」とは?
リクルートスーツ姿の女子のことを、この「リクスー女子」と呼んでいます。
就活の時期が早まっている昨今では、毎年3月頃からこのリクスー姿の女子就活生を街中で見掛けます。
女子のリクスーは、コーディネートをアレンジして、就活以外にも着用することがあります。
そのような姿は「リクスーコーデ」と表現され、女性用のファッション誌では度々その為の特集が組まれています。
「リクルートスーツ」は和製英語?実際の英語での使い方
「リクルートスーツ」は、英語では“recruit suit”となりますが、「新入社員」という意味の“recruit”と”suit”(スーツ)を組み合わせた和製英語の為、このままでは英語圏の人には通じません。
英語では、面接試験用のスーツという意味の“job interview suit”と表現します。
“He went out in a job interview suit.”と使うと、「彼はリクルートスーツで出掛けて行った」となります。
「リクスー」を使った例文と意味を解釈
リクスーを使った例文と、その意味の解釈です。
意味は1つなので、この言葉が使われた文章の解釈に困ることはないでしょう。
- 「リクスー」を使った例文1
- 「リクスー」を使った例文2
「リクスー」を使った例文1
「そろそろリクスーを買わないといけないな」
2019年現在では、3月1日が就活の解禁日となっている為、リクスーはこの前後に用意するものだと思われるかも知れませんが、実際にはその前年から説明会に参加したり、会社訪問などを行うのが普通です。
その為、人によっても異なりますが、大学生であれば、3年生のうちに既に用意しているのが普通だと言えるでしょう。
「リクスー」を使った例文2
「午後から面接があるので、リクスーで午前の授業を受けた」
就活のシーズンになると、大学ではこのような姿がよく見られます。
そのまま飲食する時には、面接の前に汚してしまうことのないように注意しましょう。
午前の授業でそういった姿の人を見ると、これから面接なんだとすぐに分かるというものです。
リクスーは、今では普通に就活用のスーツのことを指して使われるようになっている言葉です。
口語ではまず間違えませんが、そう表記されているのを見て「リスク」や「クスリ」と間違えないように注意してください(一見でそのように間違えてしまうことが少なくありません)。