「果たして」とは?意味や使い方!例文や解釈
「果たして」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「果たして」の類語や、「果たして」を使った例文を紹介して行きます。
目次
- 「果たして」とは?
- 「果たして」を使った言葉
- 「果たして」の類語や類似表現や似た言葉
- 「果たして」を使った例文や短文など
- 「果たして」の英語と解釈
「果たして」とは?
みなさんは「果たして」という言葉を知っているでしょうか。
「果たして、彼は来るだろうか」などというフレーズを聞いたことがあるかもしれません。
一方で、「果たして」という言葉を、今回初めて知った人もいるでしょう。
そこで「果たして」という言葉の意味や使い方を紹介します。
- 「果たして」の意味
- 「果たして」の使い方
「果たして」の意味
「果たして」という言葉の意味を紹介します。
「果たして」には、「思っていた通り」という意味や、「やはり」という意味があります。
また「結局のところ」という意味もあります。
このように「果たして」にはいくつかの意味があるため、場面に応じて使いこなすようにしましょう。
「果たして」の使い方
「果たして」という言葉の使い方を紹介します。
「果たして」には、「思っていた通り」や「やはり」という意味があります。
例えば、会社の同僚が、約束の時間に遅れてきそうだと予想しているとします。
そして実際に同僚が遅れてきた時に、「果たして、遅れてきた」と言います。
「思っていた通り遅刻した」「やはり遅刻した」という意味があります。
また「結局のところ」という意味があります。
例えば、「果たしてどうなることか」という言い回しがあります。
この言葉には「結局のところ、どうなるだろうか」という意味があります。
このように「果たして」は「思っていた通り」または「結局のところ」と感じた時に使ってみましょう。
「果たして」を使った言葉
次に「果たして」を使った言葉を紹介し、その意味を解釈して行きます。
「果たして」を使った言葉には、どのような表現があるでしょうか。
- 「果たして何者だろう」【はたしてなにものだろう】
- 「果たして結末はいかに」【はたしてけつまつはいかに】
「果たして何者だろう」【はたしてなにものだろう】
「果たして何者だろう」という言い回しがあります。
「果たして何者だろう」には、「結局のところ、誰なのか」または「結局、どのような立場の人なのだろう」という意味があります。
例えば仕事先で会議に出た時に、名刺も渡されず、発言もせずに、会議を見守っている人がいるかもしれません。
このような人は、どのような立場で会議に出席しているのか分からず、疑問に思うでしょう。
このような時、「果たして何者だろう」という言葉を使います。
「果たして結末はいかに」【はたしてけつまつはいかに】
ミステリー小説を読んでいる時などに、頭に浮かぶ言葉が、「果たして結末はいかに」という言葉です。
「結局、結末はどのようになるのか」「最終的にどうなるのか」という意味があります。
恋愛小説や恋愛ドラマを見ている時は、主人公と誰が結ばれるのか、ハッピーエンドなのかが気になった時に、「果たして結末はいかに」という言葉が浮かぶかもしれません。
「果たして」の類語や類似表現や似た言葉
「果たして」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
そこで「果たして」の類語や類似表現を紹介します。
- 「予想通り」【よそうどおり】
- 「やはり」【やはり】
- 「てっきり」【てっきり】
「予想通り」【よそうどおり】
「予想通り」は「前もって考えていた通り」「前に予想した通り」という意味があります。
「予想通り、株価が上昇した」という場合は、前に予想していた通り、思っていた銘柄の価格が上がったという意味になります。
また小説などを読んでいる時、前もって考えたいた通りの結末になった時、「予想通りの結末だった」と言えます。
「やはり」【やはり】
「やはり」という言葉を使ったことがあるでしょうか。
「やはり」は「思った通り」という意味や「案の定」という意味があります。
例えば、玄関のチャイムが鳴った時、誰が部屋を訪れたのか予想できるかもしれません。
実際に思った通りの人だった時、「やはり、あなたでしたか」などと言えます。
ちなみに「やはり」は漢字表記すると、「矢張り」になります。
「てっきり」【てっきり】
「てっきり」という言葉も、広く使われています。
「てっきり」には、「疑いなく」「間違いなく」という意味や、「勝手に思い込んでいたが」などの意味があります。
後者の意味で使うことが多く、「てっきり、君の仕業だと思っていた」などという使い方をします。
「君の仕業だと、勝手に思い込んでいた」という意味があります。
「果たして」を使った例文や短文など
「果たして」という言葉を使った例文や、短文を紹介します。
「果たして」を使った例文はどのような文章になるでしょうか。
- 「果たして」を使った例文1
- 「果たして」を使った例文2
「果たして」を使った例文1
「来ないとは思ったが、『果たして』彼は来なかった」
この例文には、来ないだろうと予想していた人が、本当に来なかったという意味があります。
例えば飲み会にあまり参加しないタイプの人を誘った時、この例文のような状況になりやすいでしょう。
このように「やはり、来なかったね」という意味で、「果たして来なかった」という言い回しをします。
「果たして」を使った例文2
「私は『果たして』、彼のことを好きなのだろうか」
恋愛を続けているうちに、この例文のような気持ちになることもあるでしょう。
この例文は、「私は、本当に、彼のことを好きなのだろうか」という、心の中に湧いた疑問についての文章になります。
特に付き合い始めてから月日が経ったカップルは、相手のことが本当に好きなのか、分からなくなるかもしれません。
一度冷静になり、あらためて考えてみると、やはり好きだったという結論になるかもしれません。
また、やはり好きじゃなかった、という結論になるかもしれません。
「果たして」の英語と解釈
「果たして」という言葉を、英語にしたい時、どのような英語を使えばいいでしょうか。
「果たして」は英語で、“sure enough”(シュアイナフ)という表現になります。
“sure enough”には「果たして」という意味があります。
また「果たして」には、「本当に」という意味があります。
そのため“really”(リアリー)という英語でも「果たして」を意味します。
このように「果たして」はいくつかの英語に直せます。
「果たして」という言葉について見てきました。
使いこなせると魅力的な、「果たして」の意味や使い方を覚えて、コミュニケーション能力を高めましょう。