「予想通り」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ビジネスや日常会話で「予想通り」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「予想通り」の意味
- 「予想通り」の表現の使い方
- 「予想通り」を使った例文と意味を解釈
- 「予想通り」の類語や類義語
「予想通り」の意味
「予想通り」の意味は、「事前にこうなるだろうと考えていたことが、その通りに現実になること」です。
ものごとに対して、口には出さないけれども「こうやって成功するだろう」「ああして失敗するだろう」と思うことがあります。
実際にそのものごとが進行した結果、自分が思い描いていた結果と同じか、ほぼ同じ状態になったことを言います。
- 「予想通り」の読み方
- 「予想通り」を分解して解釈
「予想通り」の読み方
「予想通り」の読み方は、「よそうどおり」になります。
難しい漢字ではないので読み書きできる様にしておきましょう。
「予想通り」を分解して解釈
「予想通り」は「予想+通り」で成り立っています。
「予想」は「ものごとの成り行きや結果について、事前に見当をつけておくこと」という意味です。
「通り」は「だいたいその位」「名詞に付き、同じ状態であることの意」という意味です。
これらの言葉が組み合わさり「ものごとの成り行きや結果について、事前に見当をつけたことと同じ状態であること」として使われています。
「予想通り」の表現の使い方
「予想通り」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- ものごとの結果が出た時に使う
文法的な使い方
「予想通り」は名詞ですので、文末に使う時には形容動詞として「予想通りだ・である」と使われたり、動詞を伴って「予想通りに進んだ」「予想通りになった」などと使われます。
ものごとの結果が出た時に使う
「予想通り」は、ものごとの結果がでて、それが事前に考えた内容と同じだった時に使われます。
但し、その予想を公言しない限り、それが本当かどうかは本人しか分かりません。
「予想通り」を使った例文と意味を解釈
「予想通り」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「予想通り」を使った例文1
- 「予想通り」を使った例文2
「予想通り」を使った例文1
「取引先は予想通りに値下げ交渉をしてきたが、最初から見込んで価格設定をしていたので上手くいった」
商談をしていて、取引先は思った通りに値下げして欲しいと言ってきました。
最初からその分を含めて価格設定をしていたので、値下げに応じたところスムーズに商談が成立したことを表しています。
「予想通り」を使った例文2
「今回のG1レースは予想通りの結果になった」
競馬の話題で、重賞のレースで着順が最初に考えていた通りになったことを表しています。
「予想通り」の類語や類義語
「予想通り」の類語や類義語を紹介します。
- 「案の定」【あんのじょう】
- 「思う壺」【おもうつぼ】
「案の定」【あんのじょう】
「思った通りにことが運んだ時の表現」です。
「思う壺」【おもうつぼ】
「最初から意図した通り、企てた通りにになること」という意味です。
「壺」は賭博でサイコロを入れて振る入れ物のことで、悪だくみをして相手をだます時の表現です。
「予想通り」は「事前にこうなるだろうと考えていたことが、その通りに現実になること」という意味です。
ものごとが自分の思った通りになった時に使いましょう。