「やはり」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「やはり」という表現は、自分の考え方が的中した時に使いますが、そうではなくても使われることがある言葉です。
目次
- 「やはり」の意味とは?
- 「やはり」の表現の使い方
- 「やはり」を使った例文と意味を解釈
- 「やはり」の類語や類義語
「やはり」の意味とは?
「やはり」とは、「思った通り」と言い換えることができる言葉です。
つまり、自分の考えが当たっていたと思った時に使う表現です。
「やはり、睨んだ通りだった」のような使われ方が多く、考えていた通りだったという解釈になります。
しかし、冒頭のように本当にそのようなことを考えたいたとは限らず、自己顕示の意味から使われることも多いのが特徴です。
「やはり」の表現の使い方
「やはり」の表現の使い方を紹介します。
この言葉を使ったとしても、本当にそのように思っていたかどうかはその本人にしか分かりません。
例えば、「やはり、そうだった」などと使った時に、本当にそうだと考えていた訳ではなく、自分の見解や見識の鋭さなどのアピールの為にそのような用い方をする場合も少なくありません。
使われた方からはどちらなのかの区別が付きませんが、その人の普段の性格などから判断できる場合も少なくありません。
何事に対してもすぐにこの「やはり」と使うような人だった時には、話半分に聞いておいた方がいいかも知れません。
「やはり」を使った例文と意味を解釈
「やはり」を使った例文と、その意味の解釈です。
本当にそう思って使っている場合と、そうではない場合の区別はこのような例文からは付きません。
- 「やはり」を使った例文1
- 「やはり」を使った例文2
「やはり」を使った例文1
「やはり、考えていた通りになってしまった」
上のように、使った人がそう考えたいたのかどうかの区別は付きませんが、思っていた通りになったと使っている例になります。
本当にそう考えていたのであれば、事前に何かしら暗にそれをほのめかすような発言などがあったという場合が多いので、そのような所から区別できることがあります。
「やはり」を使った例文2
「やはり3-8で決まったか」
競馬などのギャンブルで、考えたいた予想が当たった場合にこのような使われ方をします。
これもまた、本当にそんな予想をしていたのかは不明ですが、その組み合わせに投票していたのであれば信憑性が高いと考えることができます。
「やはり」の類語や類義語
「やはり」の類語や類義語を紹介します。
この言葉を少し崩した表現だと解釈してください。
- 「やっぱり」【やっぱり】
「やっぱり」【やっぱり】
この「やっぱり」は、主に若者が「やはり」を崩して使っていると考えていい表現です。
意味は全く一緒で、「やっぱり当たらなかったか」のような使われ方をします。
崩した表現だけに、公的な場や目上の人に対して使うには向いていない為、友達同士や同僚などの間で使ってください。
「やっぱり」は、思った通り、予想の通りと解釈して使う言葉です。
本当にそうではなくても使えますが、そのような使い方での多用は禁物です(事あるごとにそのように使っていると、信用を失うことにもなってしまいかねません)。