「よろしこ」とは?意味や元ネタ!使うときの注意点
何気ない会話の中で、思わず「よろしこ」という言葉を使っていた人を思い出すことがありませんか?
かなり前にマツコデラックスが言っていた言葉だったのですが、ふと思い返すと今この言葉を使う人がどのくらいいるでしょう?
ちょっと、ここで立ち止まって、「よろしこ」にフォーカスしてみることにします。
目次
- 「よろしこ」とは?意味
- 「よろしこ」の元ネタ
- 「よろしこ」の派生
- 「よろしこ」を使う時の注意点
「よろしこ」とは?意味
「よろしこ」とは、「よろしく」の俗っぽい表現で使われていた言葉です。
「よろしく(宜しく)」には、「適当に」や「程よく」といったような意味があり、「宜しく願います」の略語として使われています。
それが、スラング的な言葉で「よろしこ」としてしばらく流行っていました。
「よろしこ」の元ネタ
では、「よろしこ」は、どんな由来から生まれて来たのでしょうか?
「よろしく」が何となく変容してきたようにも思えるのですが、元ネタは意外な所にありました。
昔、木村拓哉が主演の検事役で出演していた「HERO」というドラマがきっかけです。
その中で、木村さんが「よろしこ」と言ってしまったことが始まりだったのです、
すごく意外な話なのですが、どうして彼がそんなことを口にしてしまったのかと言うと、ドラマの振り付けをしてしたKABAちゃんの口癖で「よろしこ」を連発していたそうてす。
それを何時も耳にしていた木村さんが、ドラマでつい「よろしこ」と言ってしまったわけです。
あの木村拓哉が使ったとなると、人気絶好調だったスターなので、広まることも不思議ではありません。
しかし、冷静に考えると、元ネタはKABAちゃんにあったと言った方が正確かもしれません。
「よろしこ」の派生
「よろしこ」には派生系の言葉があるでしょうか?
- 「よろしこお願いいたします」
「よろしこお願いいたします」
「よろしこ」から派生した言葉と言うと、「よろしこお願いします」がありますが、素直に「よろしくお願いいたします」のことです。
全く難しく深読みすることは要りません。
「よろしこ」を使う時の注意点
「よろしこ」は、今では死語と言っている人もいますが、時々、40代以降の人達が仕事の中でも、日常的な会話の中でも、触れることがあります。
しかし、これは親しい人の間で留めておく方が無難でしょう。
木村拓哉のようについ口に出してしまうことがあるかもしれませんが、それが目上の人に対してなら、目も当てられませんので、気を付けることが必要です。
「よろしこ」も結構流行っていた言葉ですが、もうすでに死語として扱われていたとは、オジサン年代の人達はショックを受けるかもしれませんね。
それだけ今流行っている言葉さえ、しばらく経つと新鮮さを失っていくのですから、言葉の流行には、目を回しそうです。