「こ無ゾ」とは?意味や概要!使い方
ネットでは、常に新しい言葉が生み出されています。
見たいことがないと、その見た目や発音から違う解釈をしてしまうことも多いので注意が必要です。
目次
- 「こ無ゾ」とは?意味
- 「○○ゾ」のスラングの発祥元は?
- 「こ無ゾ」の使い方
- 「こ無ゾ」を使うときの注意点
「こ無ゾ」とは?意味
「こ無ゾ」(こむぞ)は、「これ無理だゾ」と表したい時に使う言葉です。
その表現を略して作られたものだと分かると、簡単に解釈できるでしょう。
例えば、ゲームをやっていて、「ボスとの戦闘まで進んだが、どう考えてもこ無ゾ」のような使い方になり、この場合は「〜まで進んだものの、どう考えても勝つのは無理だ」といった意味になります。
最後に「?」と付けて使うことも多く、SNSでは、何かをしようとしてる写真と共に、「こ無ゾ?」と一言だけ添えているような使い方が見られます。
「○○ゾ」のスラングの発祥元は?
この「○○ゾ」という表現の元ネタは、18禁の「真夏の夜の淫夢」という、いわゆるホモビデオ作品からです。
作品中で男優が発した言葉のいくつかが「淫夢語録」と呼ばれており、その中に「これいいゾ」や「やっちまったゾ」などというものが多く存在しています。
最後に「ゾ」と付ける使い方が、いかにもホモの人たちのしゃべり方のようだと2ちゃんねるなどで話題となり、更にそれを若者言葉風に略して誕生したのが「こ無ゾ」です。
その「こ無ゾ」と似ていますが、「そ無ゾ」という言葉もあり、「それは無理だゾ」を略したものです。
こちらは、「〜しない限り、そ無ゾ」などの使い方になります。
「こ無ゾ」の使い方
「こ無ゾ」は、平たく言えば、「これは無理」という意味で使います。
その為、動画のタイトルに使われることも多く、どうやっても無理(ゲームなら、そこがどうしてもクリアできない、その敵が倒せない)という内容の動画にはちょうどいい表現となっています。
SNSでは先のように、無理だと思ったシチュエーションの写真と合わせて使われるケースと、「今から○時までに△△に行けと言われたがこ無ゾ?」のような使われ方をしています。
「こ無ゾ」を使うときの注意点
「こむぞ」という発音だけでは、「込むぞ」という表現と間違えられてしまうことがあるので注意が必要です。
その為、この言葉は口語ではまず使いません。
また、文字でも「虚無僧」(こむそう、物乞いをする僧侶)のことの変換ミスだと思われてしまうようなケースが少なくなく、使う相手は選ばないといけません。
「こ無ゾ」は、発祥は上で挙げたようなビデオからですが、この言葉自体は、ホモという性癖とは関係なく使うことができます。
ただし、若者以外には(知らないと、まず意味が分かってもらえないので)使うべきではない言葉かも知れません。