「tho」とは?意味や元ネタ!スラング
ネイティブとメールやLINEのやり取りをしていると“tho”という表現が使われることがあります。
一体どの様な意味があるのか紹介しますので、参考にして下さい。
目次
- 「tho」とは?意味
- 「tho」の概要
- “tho”の使い方・“tho”を使った英文と解釈
「tho」とは?意味
“tho”の意味は「〜だけどね」を表します。
最初に肯定的な意見を述べて、次に「〜だけどね」とちょっと否定的なことや皮肉などを言う時に使われます。
多くの場合は言葉の終わりに付けたされますので、意味が分からなくても文章上あまり問題はありません。
但し、相手が何を言いたいかを理解する為にはこの「〜だけどね」という意味が重要になることもあるので、覚えておきましょう。
「tho」の概要
「tho」の概要について紹介します。
- “tho”の語源
- “though”の意味
- “tho”の類語
“tho”の語源
“tho”は“though”という単語を省略した言葉です。
“though”は日本人には難しい“th”の入る言葉で、正しくは上下の歯で舌を軽く噛んで引っ込める時の摩擦音を使って「ゾウ」と発音します。
しかし後半の“gh”は発音しない為に、文章上省略しても発音は変わらないのです。
“though”の意味
“though”は日本人には使い慣れない単語で、「けれども」という逆説の意味があります。
日本人の場合は最初に肯定文を述べて、次に“but”で逆説を続けた方が考え易いからです。
しかしネイティブは最初に「〜だけれども」と言って肯定文に続ける表現をよく使います。
そしてこの“though”を言葉の最後に付けることで「〜だけどね」というカジュアルな意味になるのです。
“tho”の類語
“tho”の類語として“doe”があります。
こちらは“th”の発音をなくしてしまった言い方で、黒人や若者が使うスラングです。
“tho”よりもより砕けた意味で「そうなんだけどさぁ」というニュアンスになります。
“tho”の使い方・“tho”を使った英文と解釈
「tho」を使った例文と解釈を紹介します。
- “tho”を使った英文1
- “tho”を使った英文2
- “tho”を使った英文3
“tho”を使った英文1
“I met him yesterday, I didn't want to do tho.”
「昨日彼に会ってきたよ、会いたくなかったけどね」という意味です。
この人は元々その男性のことが好きではないか、他にやりたいことがあったのですが、何かの事情で仕方なく会ったと思われます。
“tho”を使った英文2
“I like him, he likes another girl tho.”
「彼が好きなの、彼は他の女の子が好きなんだけどね」という意味です。
まだ「love」にはならない状態で、異性に対して片思いをしていることを表します。
“tho”を使った英文3
“It's too noisey, I love his voice tho.”
「ちょっとうるさすぎるよ、彼の声は好きなんだけどね」という意味です。
これはバンドの音楽を聴いた時のコメントを表しています。
「tho」は「〜だけどね」を意味する言葉です。
カジュアルな口調の後に付け足して、ネガティブな意味を出したい時に使ってみましょう。