「ライブ感」とは?意味や類語!「漫画のライブ感」についても解釈
「ライブ感」の意味や使い方を紹介します。
また「ライブ感」を使った言葉を紹介し、意味を解釈して行きます。
さらに「ライブ感」を使った例文を紹介して行きます。
目次
- 「ライブ感」とは?
- 「ライブ感」の表現の使い方
- 「ライブ感」を使った言葉と意味を解釈
- 「ライブ感」を使った例文や短文など
「ライブ感」とは?
「ライブ感」という言葉を知っているでしょうか。
すぐに「あの感じ」とイメージできる人もいるでしょう。
一方で、「ライブ感」とは何か、まるで分からないという人もいるかもしれません。
そこで「ライブ感」の意味を紹介します。
「ライブ感がすごいよね」などと言われた時に、何を言っているのか意味を理解できるようになるでしょう。
- 「ライブ感」の語源
- 「ライブ感」の意味
「ライブ感」の語源
「ライブ感」とは「ライブ感覚」の略になります。
また「ライブ」には、「テレビやラジオなどの生放送」という意味もあれば、「生演奏」という意味もあります。
このように、「ライブ感」は「ライブ感覚」という言葉が元になっていて、「ライブ」には、テレビやラジオなどの生放送、ミュージシャンの生演奏などの意味があります。
「ライブ感」の意味
そのため「ライブ感」には、「テレビやラジオの生放送のような感覚」または「ミュージシャンが生演奏をしているような感覚」という意味になります。
そのため、実際にライブで放送しているラジオ以外に、録音のラジオを聞いた時も、「ライブ感がある」と言えば、「まるで生放送しているみたい」という意味があります。
このように「ライブ感」には、「生放送のような感覚」「生演奏しているような感覚」という意味があります。
「ライブ感」の表現の使い方
「ライブ感」という言葉をどのような時に使えばいいでしょうか。
そこで「ライブ感」の使い方を紹介します。
- ビジネスシーンの「ライブ感」
- 「漫画のライブ感」は行き当たりばったり感のこと?
ビジネスシーンの「ライブ感」
何かを見た時や聞いた時に、「生放送のようだ」「生演奏のようだ」と感じた時に、「ライブ感」という言葉を使ってみましょう。
例えばビジネスシーンの会議の中には、あらかじめ用意された書類を、進行役が読んでいき、参加者がそれを聴いているだけというものもあります。
一方で、書類は用意されていても、そこから議題が飛躍して、決められたことなど無視したような意見が活発に交わされるような会議もあります。
後者の会議は、まるでジャズシンガーが、生演奏中に自由な表現で楽器を使って自己表現しているような雰囲気があるため、「ライブ感のある会議」と言えるかもしれません。
「漫画のライブ感」は行き当たりばったり感のこと?
また漫画を読んでいる人が、「この漫画はライブ感があるね」などと言うことがあります。
この場合は、やや「行き当たりばったり」なイメージがある漫画のことを指しているのかもしれません。
漫画のような筋書きがあるものは、事前にある程度構成が決まっていて、お約束のようなストーリー進行がなされるのが普通です。
前フリがあり、回収される、縦軸があり横軸の物語が進行するような感じです。
しかし、時々このようなお約束感がない作品に出会うと、その場で作家が漫画を生演奏のように描いているような気にさせます。
このような漫画は、いい意味でも悪い意味でも「ライブ感がある漫画」と呼ばれるかもしれません。
このように、様々な場面で、「これは生放送のようだ」「生演奏のようだ」と感じる時に、「ライブ感」という言葉を使ってみましょう。
「ライブ感」を使った言葉と意味を解釈
続いて「ライブ感」を使った言葉を紹介し、その意味を解釈して行きます。
「ライブ感」を使った言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「ライブ感がすごい」【らいぶかんがすごい】
- 「ライブ感がまるでない」【らいぶかんがまるでない】
「ライブ感がすごい」【らいぶかんがすごい】
「ライブ感がすごい」には、「生放送、生演奏感がすごい」という意味になります。
例えば生放送のテレビを見ている時、生放送ならではの緊張感はありますが、しっかりした段取りやリハーサルのせいで、ハラハラする感じはないでしょう。
しかし、本当に台本があるのか、リハーサルをしたのか分からないような生放送の番組は、とてもドキドキします。
このようなテレビを見ている時に、「ライブ感がすごい番組だな」などとつぶやいてしまうかもしれません。
「ライブ感がまるでない」【らいぶかんがまるでない】
「ライブ感がまるでない」という言葉を使ったことがある人もいるでしょう。
この言葉には、本来ならあるはずの「生放送のような感じや、生演奏のような感じがまるでない」という意味があります。
例えば、ミュージシャンのライブに行くと、まさに「ライブ感」を味わえるはずです。
しかし、ミュージシャンのトークが台本通りだと感じられたり、演奏の中にアドリブ感がまるでなかったりすると、「本当にライブに来てるのだろうか」と不安になるかもしれません。
このようなライブや生放送なのに、そのような雰囲気が感じられない時に、「ライブ感がまるでない」という言葉を使います。
「ライブ感がすごい」の真逆に位置する言葉です。
「ライブ感」を使った例文や短文など
最後に「ライブ感」を使った例文を紹介して行きます。
「ライブ感」という言葉を使った例文には、どのような文章があるでしょうか。
- 「ライブ感」を使った例文1
- 「ライブ感」を使った例文2
「ライブ感」を使った例文1
「ライブが魅力的だとは聞いていたけど、これほど『ライブ感』がすごいライブは初めてだ」
初めて行ったミュージシャンのライブを通じて、例文のような感想を持ったことがある人もいるでしょう。
データになって発売されている音楽もいいけれど、ライブこそ、彼らの魅力だというバンドやミュージシャンのライブやコンサートに行くと、「ライブ感がすごい」と感じられるでしょう。
「ライブ感」を使った例文2
「『ライブ感』を味わいたくて、野球場にやってきた」
プロ野球ファンなら、この例文のような気持ちになったことがあるかもしれません。
プロ野球観戦は、テレビを通じて快適にできます。
ここ数年で多チャンネル化が進み、贔屓の球団の試合を毎試合見られるようになりました。
しかし、野球場での野球観戦には「ライブ感」があるため、高い入場料を出しても、野球場に行きたいと思う人が少なくないはずです。
「ライブ感」という言葉について見てきました。
みなさんも、「ライブ感」という言葉の意味を知ると、最近感じた生放送の楽しさや、生演奏の良さを思い出したかもしれません。