「キョロ充」とは?意味やリア充との違い!言い換え
ネットで「キョロ充」という言葉を見かけることがあります。
一体どの様な意味で使われているのか、意味や由来、特徴などについて紹介します。
目次
- 「キョロ充」とは?
- 「キョロ充」の言葉の使い方
- 「キョロ充」の特徴
- 「キョロ充」の誤用
- 「キョロ充」の言い換え
「キョロ充」とは?
「キョロ充」の意味と語源について紹介します。
- 「キョロ充」の意味
- 「キョロ充」の語源や由来
- リア充との違い
「キョロ充」の意味
「キョロ充」の意味は「グループの中でも最もランクが低く、常に他人を気にしている人」という意味です。
元々2ちゃんねるから生まれたネットスラングで、このグループとはリア充の友達のことを言います。
リア充に憧れてリア充の様に振る舞い、リア充のグループに入っているのですが、実は全く充実できていません。
毎日リア充の友達の中で肩身の狭い思いをして、自分の仲間になってくれそうな人はいないかと思い、一人で行動できずにおどおどしている人です。
- 「キョロ充」の意味
- 「キョロ充」の語源や由来
- リア充との違い
「キョロ充」の語源や由来
「キョロ充」の語源は「常にキョロキョロと周囲を見渡して人の顔色をうかがっている人」からきています。
その人がリア充でないことを友達に悟られない様に一生懸命振る舞うのですが、実は自分に自信がなくて他のリア充に依存しないと何も行動ができないのです。
そこで周囲をキョロキョロと見回して人に合わせて行動する癖がついてしまいました。
この様な人のことを「リア充」に対する言葉として「キョロ充」と呼ぶ様になったのです。
「キョロ充」の中でも幾つかのレベルがあり、「キョロ」は「キョロ充ほど痛くない人」「キョロぼっち」は「キョロ充で孤立していて独りぼっちの人」のことを言います。
リア充との違い
「キョロ充」の元になる言葉として「リア充」があります。
「リア充」は「リアルライフが充実している人」ちという意味です。
人生において全てが充実していることを意味して、主に学生で友達が多くて勉強がおもしろくて部活が楽しくて、しかも恋人がいるという状態です。
「リア充」の人はポジティブな性格になるので、自然に友達が増えていきよりプライベートが充実するのです。
「キョロ充」は、「リア充」の真似をしているのでプライベートはそれなりに忙しいのですが、充実している訳ではなく、流されてやっているだけという場合が多くなります。
自分から何をしたら良いか分からないのでとにかく「リア中」の真似をしてプライベートが充実しているフリをしているだけです。
「キョロ充」の言葉の使い方
「キョロ充」は、「何となく皆に溶け込めず、グループで行動する時に必死過ぎて痛い人」に対して使われます。
他人から見て「あの人キョロ充だよね」と言う場合、良い意味ではありません。
また、中には自分から「キョロ充」であることを自覚して使っている人もいます。
いずれにしても良い意味ではなく、LINEなどで他人の悪口を言う時に使われる言葉です。
「キョロ充」の特徴
「キョロ充」の特徴を以下に紹介します。
- 多動である
- 大勢でいると陽気になる
- SNSをすぐに更新する
- 友達ができない
- 自分から話題を提供できない
多動である
「キョロ充」と言われる故でもあり、常にキョロキョロと周囲を見回しているので、見た目に落ち着きがなくてウザい感じがします。
周囲を見回すことで自分と親しくできる人を素早く探して取りついたり、他人の顔色を素早く察知して自分を守る行動と取るのです。
友達との関係をつないでおくことで独りぼっちになるのを防ぎ、一緒にいることで自分の居場所を得られる様にします。
大勢でいると陽気になる
「リア充」グループから仲間外れにされたくないという一心で、大勢いる時にはとにかく陽気でノリがいいのが特徴です。
とにかく楽しい雰囲気を出して皆に好かれる様にして、存在感をアピールしたり独りぼっちにならない様にするのです。
誰かが一言何かを言うと、他の人達がスルーしても「キョロ充」は素早く拾って相槌をしたりフォローします。
「私は皆と仲がいいから」というアピールも兼ねているのです。
SNSをすぐに更新する
「キョロ充」は、自分を「リア充」として認めたい、人から認められたいと思っています。
そこでSNSを頻繁に更新して、自分の「リア充」をアピールするのです。
しかも毎日あり得ない位の賑やかで楽しそうな雰囲気の画像をアップしたりします。
毎日自分がいかに楽しく過ごしているかをアピールしているのですが、周囲の人からは「無理している」と思われています。
友達ができない
「キョロ充」はコミュニケーション力が低く、初対面の人と打ち解けて話せません。
その為にチャンスがあっても自分から友達を作れないのです。
「リア充」の人達に依存することで友達を増やした気になっていると言えます。
自分から話題を提供できない
「キョロ充」は存在感だけではなく個性にも乏しいので話のネタがなく、自分から話題を提供できません。
その代わりに与えられたネタや人の話題に関しては異様に盛り上がる傾向があります。
うっかり自分からネタを提供して場が白けてしまったり、うまく説明できずに返ってウソを付いたりする羽目になるのが怖いからです。
「キョロ充」の誤用
「キョロ充」を誤用としては「チョコボール(チョコレート菓子)を買いまくって、金のエンゼルや銀のエンゼルを貯めている人」という意味があります。
この理由はチョコボールのキャラの鳥が「キョロちゃん」という名前であるからです。
しかし「キョロ充」はチョコボールとは関係ありません。
「キョロ充」の言い換え
「キョロ充」は周囲から以下の様に言われています。
- 「リア充グループの金魚の糞」
「リア充グループの金魚の糞」
「キョロ充」は「一人では何もできない、リア充グループの金魚の糞」と呼ばれています。
「キョロ充」は毎日「リア充」グループに付いて行こうと一生懸命なのですが、どこか浮いた雰囲気があり、はた目からみると痛々しさや滑稽さを感じさせます。
必死で「リア充」の後に続いていく姿をこの様に例えたのです。
「キョロ充」は「グループの中でも最もランクが低く、常に他人を気にしている人」という意味です。
リア充グループの中にいて常に周囲をキョロキョロと見回して人の顔色をうかがっていることからこの様に言われています。
プライベートが充実し切れておらず、性格は悪くないのですが見ていて滑稽さを感じさせる人に対して使います。