「置き論破」とは?元ネタや意味・Twitterにおける場合など詳しく解説!
様々な発言が日々盛んな2ちゃんねるの中でも、「なんでも実況ジュピター」(以下、なんj)はネタとスラング発祥の宝庫だと言っていいでしょう。
「置き論破」も、この掲示板から誕生した言葉です。
目次
- 「置き論破」とは?
- そもそも「論破」とは?
- Twitterでの置き論破
「置き論破」とは?
置き論破とは、その発言に対してレスポンスがあり、それによって論破されることなく、書いた瞬間に既に論破されて(解決して)いることを指す表現です。
これだけでは少し難しいと思うので、詳しく解説すると、論破される発言の以前に、その発言の内容を否定することが既に書かれていたという状態です。
例を挙げると、「今度発売する話題の新型のスマホはもっと高くなって6万円もするらしい」と発言したところ、それ以前に「今のモデルが7万円だから、次はもっと高くなるんだろうな」などといった発言があったという状態が、この「置き論破」に該当します。
既に今のモデルで7万円なのに、次がもっと高くなって6万円ということはありえません。
よって、6万円もするらしいという発言は、無言で「そんな訳ないだろ」、「今のモデルの値段が分かってる?」と指摘されていることになり、発言した(その発言を置いた)時点で論破されていることになる訳です。
そもそも「論破」とは?
「論破」とは、主に「そうではない」、「間違っている」といったことを指摘され、その理由が誰から見てももっともらしい為、二の句が付けられなくなる状態のことです。
「論破した」、「論破された」などという使われ方をする言葉で、人の発言に対し、すぐに(そこまで言う必要はないのにも関わらず)論破論破と言いたがる人も多いですが、あまり好ましい使い方でもありません。
Twitterでの置き論破
Twitterにおける置き論破とは、今発見した、これは自分だけしか知らないと思ったような内容をつぶやいたところ、後から既に誰かがほとんど同じことを書いていたのが分かったという状態です。
Twitterには検索機能があるので、これは大発見だと思ったような時でも、それを大々的につぶやくのは一度検索で同じようなことが既に誰かによって書かれていないか確認した方がいいかも知れません。
ですが、このケースで「置き論破」だった場合は、わざと変なことを書いた訳でなければ、仕方ないとも言えるでしょう。
わざわざ膨大なTwitterユーザーの全ての発言を確認してからつぶやく人がそう居る訳でもないので、後から置き論破だったと分かっても、何ら恥じることはないでしょう。
この「置き論破」は、いわゆる「釣り」の発言をした時にそれだと分かると恥ずかしいのは言うまでもありません。
Twitterではいた仕方のないことですが、なんjなどそのような発言をする時には(それ自体があまり好ましいことではありませんが)、そのスレッド内だけでも先に検索しておきましょう。