「オギャリティ」とは?意味!使い方や例文
「オギャリティ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
この言葉はSNSなどで時々目にすることがある言葉ですが、どんな意味があるのか、今一つ説明に苦しむ人もいるかもしれません。
そこで、ここではこの「オギャリティ」について見て行こうと思います。
目次
- 「オギャリティ」とは?意味
- 「オギャリティ」と「バブみ」の違い
- 「バブみを感じてオギャる」とは?意味
- 「オギャリティ」の類語や言い換え
「オギャリティ」とは?意味
「オギャリティ」とは、「男性が年下の女性の人に母性を感じてしまい甘えたいと思う気落ちを持つこと」を意味しているネットスラングです。
赤ちゃんが泣く時に「オギャー」と声を出して泣きますが、これは擬音語でこれが基となって、年下の女性に甘えたい時に「オギャる」という言葉が生まれました。
その名詞形が「オギャリティ」となります。
一般的には母性感情は年上の女性に対して生まれる感情ですが、年下女性への母性表現としては、「オギャリティ」が使われます。
「オギャリティが高い彼女」、「オギャリティを感じる女の子」といったような使い方がされています。
「オギャリティ」と「バブみ」の違い
「オギャリティ」と比較される言葉に「バブみ」がありますが、「バブみ」も「オギャリティ」と似たような意味で、母性を感じさせるような年下の女性に対して「バブみを感じる」ような使われ方をしています。
これも、年下に「母性」を感じる時の求める言葉で、「母親的な存在」として普通のマザコンやシスコンとは異なる年下への母性を「バブみ」と言っています、
言葉の由来は、幼児退行して赤ちゃんとして母性を感じる年下女性に優しく抱擁されたいということから、赤ちゃん言葉の「バブー」に形容詞の名詞化接尾辞の「み」が足されて「バブみ」となりました。
しかし、「バブみ」が女性が男性に抱く母性を表す言葉としても使われ始めたことから、誤った活用法となり、「ある人に対して強い母性を感じること」と解釈されるようになったことから、普通の母性のことを「バブみ」という理解になってしまいました。
そのことから年下の女性の人に母性を感じてしまう「オギャリティ」と異なる解釈になっていることが少なくありません。
「バブみを感じてオギャる」とは?意味
「年下なのに母性的な雰囲気を感じさせること女性で、相手に対して、深い包容力で包み込むことができるために、相手が幼児退行してしまい甘えることがあるので、このことをまで求め、「バブみを感じてオギャる」と言うようにありました。
「オギャリティ」の類語や言い換え
では、ここで「オギャリティ」の類語を見て行くことにします。
- 「幼児退行」
- 「マザコン」
「幼児退行」
「オギャリティ」に似ている用語で「幼児退行(ようじたいこう)」という言葉がありますが、これはネットスラングではありません。
これは「人格・知性が退行する精神疾患の一種」で、「年齢相応の状態と比較してその人格や知性が幼い子供のように未発達状態に戻ってしまう症状」のことを指しています。
「子供返り」や「赤ちゃん返り」という言い方もあるのですが、何か辛いことや悲しいことなど、精神的なショックにより、このような退行現象を引き起こしてしまうことがあります。
「マザコン」
「マザコン」という言葉も類語語として扱うことができますが、「マザーコンプレックス」の略語で「母親や母親似の女性を慕う傾向のこと」を言っています。
「エディプスコンプレックス」という用語も同義語でありますが、今、このような傾向の男性が増えていますね。
「オギャリティ」の意味を理解すると、今の若い男性の人達が「草食系」と呼ばれることも何となく理解できそうな気がします。
それだけ男性が弱くなっているのか、女性の人達がたくましく生きるようになっているのかは分かりませんが、やはり母性は女性ならではの感性であることを考えると、何時の時代も女性の方が強いのかもしれません。