「サンガツ」とは?使い方!「サンガツライト」の意味も解釈
ネット上で「サンガツ」という言葉を見かけることがあります。
どの様な意味なのか、元ネタなども紹介しますので参考にして下さい。
目次
- 「サンガツ」とは?意味
- 「ガッツ」とは?
- 「サンガツライト」とは?意味
- 「サンガツ」の言葉や表現の使い方
- 「サンガツ」と似た意味で使われる言葉
- 「サンガツ」のほかの意味を解釈
「サンガツ」とは?意味
「サンガツ」の意味と語源について紹介します。
- 「サンガツ」の意味
- 「サンガツ」の語源
- 小笠原選手は何故「ガッツ」なのか
「サンガツ」の意味
「サンガツ」の意味は「ありがとう」です。
「なんJ」という2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の板の一つで、「なんでも実況(ジュピター)」板の略称です。
「なんJ」では多くのネットスラングを生みだしていて、それらは「なんJ語」と呼ばれています。
「サンガツ」も「なんJ語」のひとつで、親切なレスをしてくれた人に対して「ありがとう」の意味として使われ、ネットスラングでは珍しく平和で良い意味の言葉です。
「サンガツ」の語源
「サンガツ」の語源は「サンキューガッツ=Thank you guts」からきています。
「ガッツ」は元々プロ野球選手の「小笠原道大選手」のニックネームでした。
小笠原選手はに日本ハムファイターズや読売ジャイアンツ、中日ドラゴンズの選手として活躍した人で、「ぐうの音もでない程の聖人=ぐう聖」と言われていたのです。
「なんJ」では小笠原選手のアスキーアートが流行っていて、このアスキーアートと一緒に親切なレスをすると、相手が「サンキューガッツ(ありがとう聖人)」と返すのが一般的でした。
それが段々と省略されて「サンガツ」と表記される様になったのです。
今では親切でありがたいレスをしてくれた人に、アスキーアートがなくても「ありがとう」というお礼の言葉として「サンガツ」が使われる様になりました。
小笠原選手は何故「ガッツ」なのか
小笠原選手が何故「ガッツ」なのかというと、何に関しても「ガツガツいくタイプ」だったことから来ています。
外出して遊びに行く時に、食事の時でも女性に対してでもとにかく「ガツガツ」いっていたことが理由です。
もちろん本業の野球では指を骨折していたにも関わらずホームランを打つなどして、周囲に「ガッツのある奴」として認められる様になりました。
「小笠原」でネットを検索すると「ガッツ」と一緒にヒットすることからも強いエネルギーを持っていることが分ります。
「ガッツ」とは?
「ガッツ」について日本語と英語の違いを紹介します。
- 日本語の「ガッツ」とは
- 英語の「ガッツ」とは
日本語の「ガッツ」とは
「ガッツ」とは、日本で使われている意味としては「根性」「やる気」強い精神力を表します。
スポーツで使われることが多く、最も知られているのが「ガッツポーズ」でしょう。
「ガッツポーズ」は試合に勝った時や良いプレーをした時に選手がこぶしを握り周囲にアピールするポーズです。
これは自分の内面での強い精神力や根性を身体で表現したもので、溢れる気持ちが込められています。
プロボクサーガッツ石松が試合に勝利し、スポーツ報知の記者が「ガッツポーズ」と表現したことにより広まりました。
「ガッツ」はスポーツ以外にも、厳しい状況を耐え抜いて打ち勝つ様な状況に使えます。
仕事や受験、選挙などで戦っている人達も使える言葉です。
英語の「ガッツ」とは
英語の“guts”は日本語とは違い、多くの場合は「内臓」を意味します。
因みに外国人に「ガッツポーズ」と言っても通じないか、自分のお腹をドンと叩くことが多くなります。
英語で「ガッツポーズ」は“Fist pump”(こぶしを掲げる)と言います。
「サンガツライト」とは?意味
「サンガツライト」とは、2ちゃんねるで使われているスラングで「車のハザード」のことです。
車が走行中に車線変更をする時に、入れてくれた車に対してハザードを数回チカチカとたいて「ありがとう」とお礼を言うことがあります。
「サンガツ=ありがとう」の意味なので、このハザードを「サンガツライト」と呼ぶ様になったのです。
「サンガツ」の言葉や表現の使い方
「サンガツ」は「ありがとう」というポジティブな言葉ですので、ネット上でお礼の言葉として使えます。
ネット上で何か疑問を投げかけて、それに対してレスをくれた人に対して使ってみると良いでしょう。
但し日常会話で使ってもあまり理解してくれる人が少ないので注意が必要です。
「サンガツ」と似た意味で使われる言葉
「サンガツ」と似た意味で使われる言葉は以下の通りです。
- 「thx」
- 「サンキューイッチ」【さんきゅーいっち】
「thx」
英語の“Thanks”を省略したネットスラングで、海外で良く使われていましたが、日本でも知られる様になりました。
「ありがとう」や“Thanks”よりも文字数が少ないのでレスを入れる時に時間の節約になります。
気軽に使えてグローバルな表現です。
「サンキューイッチ」【さんきゅーいっち】
こちらは「サンガツ」に習って「イチロー選手」への感謝の言葉として使われていました。
ネット上では2ちゃんねるで新しいスレを立ててコメントをした人に対して「スレ立ててくれてありがとう」という意味で使われています。
「サンガツ」のほかの意味を解釈
「サンガツ」のその他の意味を紹介します。
- サンガツ(Sangatsu)
- サンガツ【さんがつ】
サンガツ(Sangatsu)
こちらはバンド名のことです。
1997年に結成されたバンドで、ジャンルにとらわれず幅広い音作りと表現を目指して活動を始めました。
演劇やダンスなどとのコラボを始め、映画や舞台作品の楽曲も手掛けるなどしていましたが、2012年以降の5年間に発表された楽曲の著作権を放棄することで一躍注目を浴びました。
近年は更に音楽性に広がりを持たせて、ワークショップとパフォーマンスを融合させた楽曲を創り出しています。
サンガツ【さんがつ】
「白雪姫」と「鏡の国のアリス」の両方を題材に描かれた少女マンガ「白アリッッ」に登場するキャラクターです。
「MAD TEA PARTY」というカフェのパティシエで、顔は目以外は大きなマスクで覆われています。
帽子屋の配下であり、性格もかなり強烈、腕が強くて主人である帽子屋からは一目置かれています。
元ネタは「不思議の国のアリス」に出てくる三月ウサギであることから、「三月」を片仮名表記にした名前と見られます。
「サンガツ」は 「ありがとう」という意味のネットスラングです。
元々はプロ野球の小笠原選手にあやかり「サンキューガッツ」と言われていたのが省略された言葉です。
自分のコメントに対して親切にレスをくれた人に対して感謝の気持ちで使ってみましょう。